このような事をやります。

バッチを実行して作成されたフォルダの
指定の場所にファイルを配置して
統合バッチを実行すれば
ドライバーと修正パッチが適用された
Windowsの統合インストーラーを作成出来ます。

Windows11 の MSU は
Expand コマンドで抽出が出来なくなったので
⑥-ＭＳＵからＳＳＵとＬＣＵ抽出
の作業は不要です。

dell 社のＰＣで作成しましたが
ドライバが cab 形式で提供されていれば
他メーカーでも可能だと思います。

予め
・Windows 10 のインストーラー
・適用したいＯＳのパッチ
・メーカーのドライバー
を用意しておいて下さい。

ファイルの総容量が３０ＧＢくらい出来るので
空き領域も１００ＧＢくらいあると安心です。

【統合環境作成】を行ってから【統合作業】をして下さい。

統合環境作成

★Ａ　一時的に使用する仮のフォルダを作成
　　　例えばダウンロードフォルダやデスクトップフォルダに
　　　統合環境作成用仮作業場所
　　　のような如何にも後から削除する事が分かるような
　　　フォルダを作成して下さい。

★Ｂ　仮のフォルダに統合.txt を新規作成
　　　★Ａで作成したフォルダに
　　　右クリック ⇒ 新規作成 ⇒ テキストドキュメント
　　　ファイル名を統合.txt に変更して下さい。

★Ｃ　統合.cmd を作成
　　　★Ｂで作成した統合.txt をダブルクリックで開き
　　　統合.cmd の内容をコピーして統合.txt に貼付けて
　　　名前を付けて保存で
　　　ファイル名　　　を　統合.cmd
　　　ファイルの種類　を　すべてのファイル
　　　文字コード　　　を　ANSI
　　　にして保存。
　　　保存後、統合.cmd のメモ帳を閉じる。

統合.cmd ※ これが貼り付ける内容

@echo off

rem /;
rem /; ● txt ファイル を Base64 で デコードし、cab ファイル を 作成する
rem /;

for /f "delims=" %%0 in ('dir /b "%~dp0統合*.txt"') do set 変換元テキスト=%%0
del      /f /q                                                                "%~dp0統合バッチファイル他.cab" > nul 2>nul
certutil -decode                                    "%~dp0%変換元テキスト%"   "%~dp0統合バッチファイル他.cab"
echo;

rem /;
rem /; ● cab ファイル を 展開する
rem /;

expand                                                                        "%~dp0統合バッチファイル他.cab" -f:* .
echo;

rem /;
rem /; ● 本作業場所作成
rem /;

"%~dp0①-統合用作業フォルダ作成とバッチをコピーしてフォルダを開く.cmd"

★Ｄ　統合.txt を更新
　　　★Ｂで作成した統合.txt をダブルクリックで開き
　　　統合.txt の内容をコピーして統合.txt に貼付けて保存。

統合.txt ※ これが貼り付ける内容

★Ｅ　統合.cmd を実行
　　　★Ｃで作成した統合.cmd を実行。
　　　統合用作業フォルダの作成先を
　　　インプットボックスに入力後、ＯＫをクリック。
　　　作成したフォルダが開かれる。

★Ｆ　★Ａで作成したフォルダを削除

統合作業

①　統合用作業フォルダを開く

②　統合用作業フォルダへ必要なファイルをコピーする【手作業①後】
　　●　統合用作業フォルダの直下へ
　　　・インストーラーの sources フォルダにある boot.wim と install.esd を
　　　　統合用作業フォルダの直下へコピーする。
　　　　コピー後、統合用作業フォルダにコピーされた
　　　　boot.wim → boot.org 、install.esd → install.org に名前を変更

　　●　統合用作業フォルダのＷＯＲＫフォルダへコピーする
　　　・修正パッチ【月例】 ※ KBxxxxx.msu
　　　・デバイスドライバーパック ※ xxxxxxx.cab dell社の場合

　　●　統合用作業フォルダのＳＳＵ統合後フォルダへコピーする ※ 必要時
　　　・ＳＳＵ、修正パッチ【月例】以外 ※ .Net Framework 等 KBxxxxx.msu

③　③-インストールイメージ抽出【①②後】.cmd を実行

④　④-デバイスドライバーを展開※ＣＡＢ形式のみ【①②後】.cmd を実行

⑤　⑤-デバイスドライバーを削除【手作業①②④後】
　　● _１_統合するデバイスドライバーフォルダに展開された
　　　audio や video のようなサイズの大きなドライバーを
　　　エクスプローラー上でフォルダごと削除
　　　※ 最低限、network と storage は残す事

⑥　⑥-ＭＳＵからＳＳＵとＬＣＵ抽出【①②後】.cmd を実行

⑦　⑦-ブートイメージ統合【①②④⑤後※⑧と同時に出来ない】.cmd を管理者として実行

⑧　⑧-インストールイメージ統合【①②③④⑤⑥後※⑦と同時に出来ない】.cmd を管理者として実行

⑨　統合用作業フォルダの boot.wim と install.esd をインストーラーに上書きする