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コマンド解説:今何やったの?

Last updated at Posted at 2021-12-03

雑な投稿ですが、
環境構築とかで迷ってる人の助けになればと思います。

projectという、オープンソースのパッケージをダウンロードした前提です。

$ cd project

$ cd              ← ホームディレクトリに戻る
$ cd project      ← projectフォルダへ移動する。
$ pwd             ← 自分が今ドコにいるのかを確認する。

「cd」でFinderで言う所の「フォルダ移動」です、
自分がどのフォルダを今触るかを変えます。

ちなみに、入力が面倒な時は「cd 」と入力した後で、Finderで移動したいフォルダを
ターミナルにドラッグ&ドロップすると、カンタンに入力できます。

$ rm -f .gitignore
$ rm -rf  /directly   ←ディレクトリを削除する時

上は「.gitignore」を削除するコマンドです。-fは確認なしで削除する意味です。
rm は「remove」で、 -f は「force」の頭文字。

$ git init

新規作成もしくは初期化コマンド。「ココはgitで管理しますよ」宣言です。
オープンソースのパッケージを公式ページからダウンロードしたリポジトリなどには、
公式のgitの設定があるので、自分用に使う場合に初期化する必要があります。

$ git remote add origin git@bitbucket.org:company_name/my-project.git

リモートリポジトリの追加です。↑URLはgithubだったりしますが、基本同じ。
オンライン上のこのリポジトリとやり取りしますよ、ということです。

$ git fetch origin

「フェッチ」は、ファイルは更新されないけど、リポジトリは更新されます。
自分のローカルに持ってるmasterが古くなっちゃったな(もしくは新規で作った)
という時に最新の情報にするために使います。

$ git reset --hard origin/master

コミットを取り消す時などに「git reset」をよく使います

間違えてコミットしちゃった!

$ git log -1
commit 12345678901234567890
Author: nishi

消しちゃう!

$ git reset --hard 12345678901234567890

そのあと

git reset --hard origin/master

を使うと、強制的にリモートブランチと同じになります。
「もはや何をどう操作したかも覚えてないけど、ローカルがこんがらがってしまった!」
って時に、強制的にgithub(またはbitbucket など)と同じにしてくれるものです。

$ git remote set-head origin master

ローカルにHEADがない(何もコミットがされてない)という時にHEADを設定するコマンド。
HEADとは「今どのブランチ・どのコミットの状態を見てるか」という事です。
git branch で、時々masterでもdevelopでもない所にHEADが行っちゃって

$ git branch
* [HEAD detached at xxxxxxxx]
   master
   develop

みたいなエラー(ヘッドが行方不明)になることがあります。
適当なブランチをcheckoutしたり、git/HEADをいじって見たりで治ったりします。


Docker

次はdocker(docker-compose)ですが、

$ docker compose up -d

docker compose upは複数の「コンテナ」を同時に、
しかも連携が取れた状態で起動します。

phpmysqlコンテナを同じ仮想サーバーの中に立ててくれる感じです。
-dはオプションで、バックグラウンドで起動する意味。
作業する時、ターミナルをいちいち別窓で開いたりしなくてよくなります。

他によく使うコマンドはコレ。

$ docker compose down
$ doccker compose ps

#イメージもろとも削除

$ docker compose down --rmi all --volumes

難解なチャットを翻訳する

「コンストラクタのタイプヒントでのDIによりエラーになる」
専門用語は結構 「初心者殺し」 なので、
コマンドではないのですが「むずい!」と思うので解説します。

「DI」って何?

Dependency injection「依存性の注入」のこと。
最近のプログラムは「このソースは他のアレとコレを参照(依存)しています。」
と「静的評価」(=動かす前にチェック)してからプログラムを処理していく感じです。

//↓インターフェイスを定義
interface Fuga
{
    public function Piyo();
}

class Hoge{
   private $service;          //↓型   ↓変数
   public function __construct(Fuga $foo)
      {
          $this-> bar = $foo;
      }
  public function Piyo()
      {
          $this-> bar ->Piyo();
      }
}
            Fugaを実装したクラス
class Service implements Fuga
{
    public function Piyo()
    {
        // 処理
    }
}

コンストラクタって何?

__construct ← これがPHP7の「コンストラクタ」です。
コンストラクタの意味は「最初に実行するやつ」です。
「Fuga」を実装したクラスの「オブジェクト」が渡ってきたら実行できる。…むずいかも?

タイプヒントって何?

「型宣言」のことです。この例文だと「Fuga」っていう「型」で変数「$foo」を
受け取りますよ〜っていうこと。「型」っていうといろいろ話がややこしいんですが。
「インターフェイス型」というか、「データ形式ひと塊」を「インターフェイス」という。

依存性(dependency)って何?

静的評価しないJavascrptで例えるならば、「jQueryプラグイン」がある時に
jQuery(=依存しているライブラリ)」がなかった時、もちろん動かないんですが、
ブラウザに「$ is not defined」って出るだけで、htmlcssは見えたりします。
これ「依存性を解決してないまま実行してる」って事です

「依存性を評価する」ということは
参照してる関数から「例外」とか「NULL」が返ってきたとかで、
動かないようになります。

###静的評価って何?
「プログラムがブラウザで動く前」にエラーを返します。
なので「受け取るはずの変数が空っぽだ、引数の数や型が違う」などは、
ブラウザで動く前に、エラーとして弾かれてしまう感じです。

なので、下記のような一見何やってるか分からないコマンドがあるとして、

$ mv ./app/Controller/X.php ./app/Controller/X.php.txt
$ mv ./app/Controller/Y.php ./app/Controller/Y.php.txt
$ mv ./app/Controller/Z.php ./app/Controller/Z.php.txt
$ mv ./app/Controller/A.php ./app/Controller/A.php.txt
$ mv ./app/Controller/B.php ./app/Controller/B.php.txt
$ mv ./app/Controller/C.php ./app/Controller/C.php.txt
$ mv ./app/Controller/D.php ./app/Controller/D.php.txt
$ mv ./app/EventListener/F.php ./app/EventListener/F.php.txt

読み方:mv フォルダ/ファイル名1 (半角スペース) フォルダ/ファイル名2
mvは「ファイル名1をファイル名2っていう名前にして移動する」=「名前の変更」です。
一旦PHPファイルじゃなくて、テキストファイルにして、
DIで評価されないようにしてるって事です。


$ docker compose exec container bash -c "app/console XXX:YYY"

このコマンドは

docker compose exec container と "app/consoleXXX:YYY"
に分けて読んで下さい。

左は「docker-compose」のコマンドで、
右のやつは「Symfony」というか、使ってるパッケージの独自のコンソールコマンドです。
app/consoleの中に入ってるXXX:YYYというコマンドを叩いてます。

「Symfony」はPHPフレームワークです。
「Laravel」は、なんとなく聞いた事があると思いますが、アレ系の一種です。

ガチガチの型、というか規約のある書き方で、
誰が書いてもだいたい一緒のコードになります。

docker-composeの環境で使う場合、コンテナに入らなくても叩けます。

$ docker-compose exec コンテナ名 bash -c '(ココに挟んで使うとdockerの中でのコマンドが使えます)'

メモリ設定をphp.iniに書きます。

$ echo 'memory_limit = 1G' >> dockerbuild/php.ini

デフォルトが128MBになっているので、
php.iniファイルに上限1GBまで使うように書いています。

echo 'テキスト' >> ファイル
エディタで開いて一行追加して保存するのと同じ事です。
このphp.iniファイルは、dockerをbuildする時のみ読み込まれるものです。

$ docker-compose down

一度コンテナをおとします。

$ docker-compose up --build -d

今度は--buildを付けて起動します。
※もう一回Dockerfileの内容でビルドするので時間かかります。

↓リネームした場所を元に戻すコマンド

$ git checkout ./app/DIRECTORY_NAME/

通常、「git checkout ブランチ名」などでリモートのブランチを持ってきたりしますが、
git checkout (ディレクトリ指定)」で、そのフォルダ以下だけを持ってくる事ができます。

##レコードを追加
これはSQLの話です。このままターミナルに打ち込んでも動きません。
docker-compose execで、MySQLコンテナの中で叩くのですが、
それ大変だとおもうので、Sequelとか起動して使うのオススメです。

カラム追加をするSQL(INSERT)は
INSERT INTO テーブル(カラム1、カラム2) VALUES (値1、値2)
というような書き方をします。

INSERT INTO `dtb_XXX` (`id`, `type_id`, `code`, `name`, `create_date`, `update_date`, `discriminator_type`)
VALUES
	(1, 2, 'custom', 'custom', '20XX-XX-XX 10:14:52', '20XX-XX-XX 10:XX:XX', 'discriminator_name');

対象のデータベースに、一行レコードが追加されます。

以上です。

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