31
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

入社1年目に意識してほしいこと7選

Last updated at Posted at 2022-12-04

Rakuten Rakuma Advent Calendar 2022 4日目を担当させていただくHiraです!
会社に入社して、2年が経ち自分が意識していることについてまとめています。

その上で、入社してから意識した方が良いと思ったことについてまとめさせていただきました。

※自分はWeb系のエンジニアなのと、働いている環境に左右されることもあるのでそこはご配慮していただけると助かります。。。!

また、内面的な部分を多く触れているので、エンジニアとして最初は何をすべきなの?みたいな話は、先人の人が触れてくれているので、下記の記事等がおすすめです!

目次

簡単な自己紹介
歴史に学ぶ
こだわり続ける
多くの人と出会う
良い意味でルールの壁を壊す
機会がもらえる一番近い場所にいく
ロールモデルみたいな人を見つける
時間を有効活用する(残業はしないのが正義)

簡単な自己紹介

どのような人が書いているんだ?と思う方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介したいと思います。

楽天グループ株式会社を新卒として、入社して現在2年目です。(もうすぐ3年目)
大学では、RFIDの研究をしつつ、趣味でVue.jsを少しだけ書いていました。
現在は、主にRuby on Railsを書きつつ、趣味でGoやRDB周りを最近はよく勉強しています。

歴史に学ぶ

3226177_43122 (2).jpg

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

ドイツのビスマルクの有名な言葉でかつSQLアンチパターンの冒頭にも使われている言葉です。

この言葉は、本当に多くの事柄について当てはまると考えています。
自分が今回書いているこの記事のほとんどの内容は他の誰かが言っていたことにすぎません。
あくまで、多くの人から学んだことの結晶として、この記事を書いています。

具体的に、何が言いたいのかいくつかピックアップしたいと思います!

  • 良書を読む
  • 良記事を読む
  • 他者から成功事例、失敗事例を聞く

上記を見て気づいた方も多いと思いますがあえて自分は 書を読むという風に書いています。

自分は、本を読むこと自体にはとても賛成です。本を読むことで筆者の体験を学ぶことができ、それこそ筆者の経験から基づいた知識を得ることができます。

しかし、本を読むことはとても労力が伴います。世界には何千、何十億の本があるのでその全てを読むことはできません。

ここで、良書を読むというのが出てきます。良書の定義は人それぞれですが、自分は下記を主に優先度立てて、本を読んでいます。

  • 優秀な先輩がおすすめしている
  • 界隈で有名な人が書いている
  • オライリー本(笑)
  • Amazonや楽天市場等でのレビュー

優秀な先輩がお勧めしているというのは、個人的に大分優先順位が高くて良いと思います。

なぜなら、優秀な先輩は基本的に多くの本を読んでいるはずなので、その中から、その人にあったおすすめの本を言ってくれるはずです。(僕もなりたい😇)

良記事も基本的に同様で、自分は知り合いが多くの記事を読んでいて、よかったものだけいいねをつけてくれいるので、いいねがついたものだけ読んでいます笑

他者から成功事例、失敗事例を聞くに関してですが、自分は特に 失敗事例をいっぱい聞いて欲しいなと思います😎

失敗事例を聞くだけで、経験しなくても失敗を回避できることがあるはずです。実際に行動して、失敗してしまうと相応の時間がかかってしまいますが、もし聞くだけでその失敗をしなくても済むのであれば確実にしない方が個人的には良いと思います。

失敗は成功の糧ですが、その 失敗を自分がやらずに糧にできるのであればそれが一番 だと思います😊(すべてのことに当てはまるとは筆者も考えていません)

また、成功事例を聞くことで、どう自分の会社に活かせるかを考えることも面白いかもしれません。

実際に活かせた経験みたいなのはあまり少ないですが、最近自分がトランクベース開発みたく開発ができているのは、他の人の話を聞いてみたいなところが大きい気がしています。

こだわり続ける

23791479_16_smfuev9gzwiymiaootgp.jpg

人間は考える葦である

パスカルの言葉で、自分が大好きな漫画であるアオアシでもよく使われる言葉です笑

ここで、こだわり続けるというのは、考え続ける という意味と同義として使わせてもらってます。

こだわり続ける場所に関しては、多くの部分があると思います。
ミーティングのやり方や勉強の仕方、プログラミングのコードなどどんなことにおいても言えることだと思います。

一応、Qiitaなのでコーディングの例を挙げて説明したいと思います笑

あるユーザーネームのレコードが存在するかどうかを判断して、レコードが存在した場合にはtrueを、存在しなかった場合にはfalseを返すメソッドを考えます。
rubyはreturnを書かないケースがよくありますが、ここではあえてわかりやすさのためにreturnをつけています。

def exists?(name)
  user = User.find_by(name: name)
  if user.present?
    return true
  else
    return false
  end
end

上記は、以下のようにできるかと思います。

# 1回目の変更
def exists?(name)
  user = User.find_by(name: name)
  return user.present?
end

# さらに変更
def exists?(name)
  return User.exists?(name: name)
end

もともと6行で書かれていたコードが1行になり、かつとてもわかりやすくなったと思います。

エンジニアにおいて、とりあえずできればいいコードみたいなものは、本当にやめたほうがよいと自分は考えています。
すごい人は大体、こだわりがすごくて、一つのことに対して貪欲に考えている人が多い印象です。

他の人の言葉が言っていたことですが、優秀なエンジニアは コードレビュー がしっかりしている人がほとんどです。
また、その人がやりたいことみたいなところを汲み取った上で、より良いコードにどうしたらできるかみたいなところをすごく考えてくれると思います。

エンジニアの3大美徳である以下に関してもこだわりが強い人ほど持っている印象です。

  1. 怠慢(Laziness)
  2. 短気(Impatience)
  3. 傲慢(Hubris)

こだわり続ければ続けるほど専門性が上がっていく ので、可能であればこだわり続けるのが大事だと思います。

多くの人と出会う

10613014_10076.jpg

あなたを変えてくれるのは知らない他人

引用っぽく書いていますが、どこかの誰かが話していた話でかつ自分の中ですごい腑に落ちている言葉です。

自分の人生を振り返った時に、あなたの人生を変えてくれたのは誰でしょうか?
親友や仲の良い友達に変えてもらうことも確かにあるとは思います。

しかし、個人的によくあるのは以下のような人が多いと考えています。

  • コミュニティでたまたま会った人
  • すごい久々にあった友達

コミュニティというのが広すぎるので、微妙な書き方になりましたが、自分はよくカンファレンスに行っています。

特に、Ruby会議やDevOpsDays東京のような 大きめでかつお金がかかるカンファレンスにいくと個人的に意識が高い方が多い と感じでいます。(優秀な人ほど、お金に余裕があったり、会社からの援助で行っている人が多いと思います。)

そうした人たちに会って、多くの知見や考え方みたいなところを学ぶことで、自分のまだ足りてない箇所を見つめ直す機会として、とても良い機会になると考えています。

また、他の会社の人と喋ることで、他の会社への転職みたいなところにも繋がったり、今後のキャリアの見直しにもつながると思います。

完全に自分の話になりますが、大学1年生の時に自分は元ハワイ大学のGoogleで働いている方と知り合うことができました。
この時に、多様な価値観の人でかつ優秀な人達に囲まれて仕事をしたいと思い、今の会社に就職したというところがありました。

この出会いは、キリスト教に興味を持ったときに、エンジニアとは関係ないコミュニティとして参加した際 にたまたま出会うことができたので、自分とは関係ないコミュニティに飛び込んでみるというのは、自分の視座を高めるとても良い機会になります。

極端な例かもしれませんが、たまたま出会ったGoogleの方が自分の人生を変えてくれたと今でも自負しています。

良い意味でルールの壁を壊す

22715679_Sta_Dec21_032.jpg

とあるメガベンチャーのCTOの方と飲む機会をいただいた時にいただいた言葉です。
良い意味でルールの壁を壊すとはどういうことでしょうか?

簡単に言うと、言われたことだけをやらないということです。

ミーティング一つとってもそうです。自分が無駄だと思う、ミーティングはどのくらいあるでしょうか?

もし、無駄だと思うミーティングがあった場合、関わっている人たちの人件費を計算したりして、どのくらいこのミーティングが費用対効果が悪いかを伝えたり、ミーティングで変えてほしいポイントを言ったりするのはとても大事だと思います。

また、コーディング規約でも同様のことが言えます。
多くの人が思っている不満を実は 誰も言えていないだけ というのは、よくある話で、その壁を壊して発信するというのはとても大事だと思います。

多くの会社では上記のようにルールを壊して、変えていこうとしてくれる人を上司は欲してくれていると思うので、ルールをガンガン壊していけるような人になれると会社のためにも自分のためにも成長につながると思います。

ただし、悪い意味でルールを壊してはいけません。 あくまで、より良い方向にするために良い意味でルールを壊すのが良いと考えています。

機会がもらえる一番近い場所にいく

13766140_5355944.jpg

どういうこと?ってなるかたも多い気がしますが、結論機会損失をできるだけなくそう!っていうお話しです。
個人的には、以下の二つのことをやっておくことがとても重要だと感じでいます。

  • やりたいということを伝えておく
  • 機会をもらえる位置に自分を持っていく

1: やりたいことを伝えておく

やりたいことを 言語化 して、周りに伝えておくことはとても重要です。

例えば、1on1の時に、もし後輩がきたら自分が後輩の教育をやってみたいということをあらかじめ伝えていたとします。
その場合、いざ中途の人や新卒の人が入った際に後輩教育をさせていただく機会がいただける可能性が高いと思います。

もしもいっておくだけで機会がいただける可能性があり、かつ今の現状ではできないことがある場合には 先に伝えておく のが重要です。

2: 機会をもらえる位置に自分を持っていく

これは、役職的な部分がとても大きい気がします。例えば、チームリーダーやCTOみたいなポジションは、会社でも数が限られている場合がほとんどです。

こういう時に、どれだけあなたが優秀だとしても、その人がいる限りなることができないみたいなことはよくあると思います。

ただし、その場所に一番近い場所にいることはできると思います。

自分がチームリーダになりたいのであれば、今現状のチームリーダーの一番近いところで仕事をして、 いざいなくなる時にその人から指名してもらえるようなポジションにいることがとても重要だと思います。

ロールモデルみたいな人を見つける

29984183_2206_w037_n003_461b_p1_461.jpg

結構賛否両論あるのではないかなと思いますが、自分はいたほうが良いのではないかなと思います。

この人みたいになりたいと考えた際に、その人にはなることはできませんが、その人の良いところを吸収する ことで、その人みたいになることはできると思います。

また、ロールモデルみたいな人が二人以上いるともっといいのではないかなと思います。
ロールモデルみたいな人が二人以上いれば、自分の中で すごいと思える人の特徴量 みたいなところが見えてくる気がします。

色々な人と出会うの箇所でも話したことですが、多くの人とあって、多くのロールモデルを見つけることで、自分のやりたいことや今やらなければならないことみたいなことが見つかるのではないでしょうか?

時間を有効活用する(残業はしないのが正義)

15306358_609bc3d17537be6cc9136329.jpg

最後に、時間を有効活用するという話です。

時間は作るものだみたいな話がありますが、そもそも残業が多くてかつ土日も勤務しなくてはいけないような会社だった場合には、時間を作るというのはそもそも難しいと思います。

その場合には、可能な限り残業がない会社に転職するというのも一つの手なのかなと感じてしまいます。

自分の勉強時間を確保するといった、自己研鑽の時間を増やすことはとても重要です。

また、時間を有効活用するのは重要なので、みなさんもよくやっているとは思いますが、以下のことを自分はよくやっています!

  • 電車の移動時間で、勉強もしくは寝る。
  • 移動中にfukabori.fmや英語のリスニングを行う。
  • アニメは単体でみずに、ジムで走りながら見る😇

ただし、これだけだと意識みたいなところになってくるので、それに加えて、自分で仕事を取ってくるみたいなところも意識しています。

自分でやりたい仕事をとる

個人的に、仕事というのはアウトプットの場が多いと思います。
しかし、仕事でインプットができる場がある場合にはどんどん取っていくべきだと思っています。

自分の場合、言われてやる仕事みたいなところが5割、自分で見つけてきてやっている仕事が5割みたいなところがあります。

やったことがないことで、誰かやってくれませんか?みたいな仕事に関しては積極的にやっていくと、評価にもつながりますし、自分へのインプットにつながることが多いので、やっておいて損があることは基本的にないと思います。

最後に

今回は、自分が意識している7つのことについて触れさせていただきました。

上記のこと、全てのことは、他の人が言ったことに脚釈をつけて自分で理解をして取り入れたことにすぎません。
結論、多くの人から良いところを吸収するみたいなところが一番大きいのではないかなと感じています。

この記事を見た誰かに自分が影響を与えることができたなら幸せです。

あとがき

自分を支えてくれた全ての方々にこの機会にお礼を言いたいと思います。
学生時代では、TechTrainのようなサービスに出会い、親身に面談してもらったおかげで今のキャリアがあると考えています。

また、同期の方々や先輩方にも自分のわがままのせいでよくご迷惑をかけているととても感じています。(迷惑かけても頑張っていれば受け入れてもらえる環境って、本当に素晴らしいです。)

みなさんのおかげで自分があると感じています。ありがとうございます!

この記事、会社の人やチームの人が見るのですが、どう思われるのかすごいドキドキしながら書かせてもらっています!
こいつ、全然意識できてないやろとか思われたら泣いちゃいます笑

31
12
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
31
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?