今回、スクラムに関するカンファレンスに初参加したので、
イベント概要、参加してみての感想、今後のアクションアイテムをまとめようと思います。
今回参加したイベント
異世界で学ぶ!アジャイルワークショップ「スクラムでプロセス改善!Vol.3」
主催:(株)SHIFT様
agenda
自己紹介ワーク(20分間)
プロセス改善の説明(5分間)
ストーリーと説明(10分間)
ワークショップ(60分間)
振り返りの前の説明(3分間)
振り返り(12分間)
自己紹介ワーク
メンバー3人、SM1人のチームに参加してきました。
これからワークを進めるにあたり、まずはメンバーを知るため自己紹介ワークを実施。
発表内容
- ニックネーム
- 職業
- 趣味
- 最近あった嬉しかったこと
- もし異世界に行ったらこんなことしたい
ここでそれぞれもメンバーの特徴やお互いの共通点を知れました。
(まさかのゴリゴリのSM推進担当の方がいたのはびっくり。。。)
チームを象徴とするシンボルを作ろう!!
Miroの図形作成機能 「Shapes」の図形を用いて作成。
ルール
- 図形を変形させない。
- 色は変えてOK!
ここで早くも最初のチームワークを実施しました。
僕のチームでは自己紹介ワークの際、スクラムによる心理的安全性の確保に関する話が挙がりました。
そこで、決定したチームのシンボルは。。
これに決定しました!
理由:暗闇の中にあるシンボルで辺りを照らし、みんなが楽しめるような安全な環境を作りたいと思ったから
プロセス改善
短いサイクルでリリースすることで、いち早くFBをもらえることのメリットについて説明がありました。
要望~リリースまでの期間が短ければ改善のループをより早くできることを改めて理解できました。
これから行うワークでは、プロセスを改善し開発スピードを上げることにフォーカスしたワークを行う。
ストーリー説明
異世界に転生した自分は、ある村に滞在することに。。
ある日村の占い師から村にモンスターが村へ襲来することを予言される。
モンスターは3種類存在するようで、合計20体襲来すると伝えられる。
自分はモンスターを迎撃するための「ゴーレム」を作り、モンスターたちを迎え撃つ。
初めはモンスターの合計数しか分からないものの、偵察隊が2回に分けて情報を持ってくるとのこと。
ゴーレムとは
Miroの図形作成機能 「Shapes」にある図形を用いて作成する。モンスターたちを倒してくれる心強い味方である。
ワークショップ
最初の作戦会議
決まったこと
- スケジュール、ゴーレム作成に必要な要件、ゴーレムの相性を確認。
- メンバーごとに担当するパーツを決定。
- 他は流れに任せて、手が空いた人は他の人のフォローをする。
最初のゴーレムづくり
役割を明確にし、自分の作業に集中できた。
偵察隊の追加情報(1回目)
1種類のモンスターが多く襲来することが判明。
振り返り(1回目)
- 多く襲来するモンスターの対策に集中。残った時間で他2種類を作成。
- 担当ごとに所要時間の差があった。
誰か苦手としている作業を持っている人がいないか議論。
実はメンバーの一人が細かい作業をすることが苦手ということが判明。。
役割を変更し、メンバー同士の負担を減らすことに決定。 - ゴーレム作成以外の作業分担
余っているパーツを削除する人を決定。
2回目のゴーレムづくり
役割を入れ替えたことで、作業効率が各段に上昇。1分ごとに作成できるゴーレムの数が倍へ。
しかし、ルーティーン化したことにより、途中作業ミスが発生。。
途中まで順調だったものの、大幅なタイムロスが発生。
偵察隊の追加情報(2回目)
モンスター3種類それぞれの数判明
振り返り(2回目)
- 作業効率が格段に上昇
- 作業ミスの問題分析
→ルーティン化した作業になってしまい、コミュニケーションが疎かになったことで発生してしまった。 - コミュニケーションの再活性化を計画
- 細かい作業アドバイス
3回目のゴーレムづくり
最後のゴーレムづくり。ここまで振り返りで出た案を基にゴーレムを作成。
最後が一番作業効率良かった。。
振り返り(最終)
- 要求に対し、95%達成と素晴らしい結果を残した。
- 作業に詰まった人を、手が空いた人が積極的にフォローしてた。
以上でメインワークは終了。
振り返りの前の説明
プロセスを改善することでのメリット。
より早くFBをもらえることで、プロダクトの価値を高められる。
FBをもらうためには、作業プロセスを改善することが重要。
振り返り(クロージング)
- ルーティーン化してしまった作業の中でこそ、気を付ける。
→当たり前を疑う!! - メンバー同士で否定がなかったので、心理的安全性を保ちながらワークに取り組めた(アイディアが出しやすかった)。
- メンバー全員がスプリントごとに次回スプリントのためのアクションアイテム(プロダクトバックログ)を持ち帰っていた。
以上で終了。
感想
- スクラムのイベントを身近に体験できた。
- スプリントレトロスペクティブの際に改善策だけでなく良かったことなどを共有したことで、スプリントの品質がどんどん上がっていることを肌で感じた。
- 急な仕様変更(モンスターの数が判明)の発生に対し、リファインメントを実施したことにより、メンバー全員で優先度などの共通認識ができた。
今後のアクションアイテム
-
スクラムのカンファレンスにもっと参加し、スクラムの知識を取得する。
-
周囲を巻き込み、スクラムを普及させる。
最後に
これからもスクラムのイベントに参加し、学んだことを自分の周りに広めたいと思います。
本イベントを主催してくださった、株式会社SHIFT様へ改めて感謝いたします。