Javaを学び始めると、クラス、メソッド、フィールドという用語が出てきますが、「なんだか難しそう」と思ったことはありませんか?
この記事では、人を作る設計図を例にして、これらの基本的な概念を初心者にもわかりやすく解説します!
完成したコード
以下のコードは、クラス・メソッド・フィールドの基本を一つにまとめたものです。
public class Person {
// フィールド(データを入れる箱)
String name; // 名前
int age; // 年齢
// コンストラクタ(人を作るときに名前と年齢を決める方法)
public Person(String name, int age) {
this.name = name;
this.age = age;
}
// メソッド(人が自己紹介する方法)
public void introduce() {
System.out.println("こんにちは!私の名前は " + name + " です。年齢は " + age + " 歳です。");
}
// メインメソッド(プログラムの始まり)
public static void main(String[] args) {
// 人を作る(オブジェクトを作成する)
Person person1 = new Person("しずく", 10);
Person person2 = new Person("たろう", 12);
// 自己紹介をする
person1.introduce();
person2.introduce();
}
}
コードの動作を説明
1. クラス
public class Person {
...
}
クラスは設計図です。この例では「人」を作るための設計図です。
2. フィールド
String name; // 名前
int age; // 年齢
フィールドは、人が持っているデータを入れる箱です。
ここでは「名前」と「年齢」を表します。
3. コンストラクタ
public Person(String name, int age) {
this.name = name;
this.age = age;
}
コンストラクタは、人を作るときに名前と年齢を設定する方法です。
たとえば、「しずく」という名前の10歳の人を作る場合、このコンストラクタが使われます。
4. メソッド
public void introduce() {
System.out.println("こんにちは!私の名前は " + name + " です。年齢は " + age + " 歳です。");
}
メソッドは、人ができることを定義します。この例では、「自己紹介をする」という動作を表します。
5. オブジェクト
Person person1 = new Person("しずく", 10);
オブジェクトは、設計図(クラス)を使って作られた実際の「人」です。この例では、「しずく」という名前の10歳の人を作りました。
実行結果
こんにちは!私の名前は しずく です。年齢は 10 歳です。
こんにちは!私の名前は たろう です。年齢は 12 歳です。
小学生でもわかるまとめ
- クラス: 設計図
- フィールド: 名前や年齢を入れる箱
- コンストラクタ: 名前と年齢をセットする仕組み
- メソッド: 自己紹介する動作
- オブジェクト: 実際に作った人
おわりに
この記事のコードを実際に書いて動かしてみることで、Javaの基本がよく理解できるはずです!