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JAWS DAYS 2024に参加してきた話

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はじめに

こんにちは、元教員エンジニアのだはです。
九州のJAWSイベントに続いて、池袋でもJAWSのイベントが開催されました。
今回はイベントに慣れてきたので、積極的にハンズオンに参加してみました。
一方で聞くだけのセッションにも面白いものがあったので、是非紹介させて頂こうと思います。
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目次

1.なぜAWS向けのFrameworkに携わり続けるのか?〜クラウド時代のOSS活動〜
2.ランチにまつわるちょっといい話
3.全方位でのAWSコスト管理:最適化、削減、そしてガバナンス
4.生成AIで社内文書検索!Bedrockの新機能でRAGアプリを簡単に作ってみよう
5.サーバーレスで豊島区の緊急設備トラブルを解決するアプリを作った話
6.技術書を書く技術:あなたの知識を世界に届けよう!!
7.Serverlessを高速化しよう!試して感じるパフォーマンスチューニング
8.あとがき

1.なぜAWS向けのFrameworkに携わり続けるのか?〜クラウド時代のOSS活動〜

@渡邉 洋平さん

  • honoっていう便利なやつを開発してるよ
  • アウトプットが無いインプットは、便秘と一緒
  • お世話になった人、モノに恩返しがしたい
    →いつもお世話になっている弊社のエヴァンジェリスト様。いつも見るけど、OSSが日に日に進化してるのすごい。精神と時の部屋にでも住んでいるのだろうか。
    →とにかく「アウトプットが無いのは便秘」という言葉が刺さる。私もアウトプットして、便秘解消したい…

2.ランチにまつわるちょっといい話

@生活協同組合コープさっぽろさん

  • 北海道のある町で、120年間お弁当が無かった
  • 地元の生協に相談が来た
  • 最初はノーコードアプリでだったが、リクエストの多様化、増加に伴いAWSでシステム構築
    →どこでも名前が知られている大きな企業さん、法人さんも、AWSを採用していることを実感。ノーコードアプリでは手の届かない、痒いところがあることがよくわかる実例。
    →元教員として、給食の格差は色々と思うところがあった。こういう教育現場への関わり方もあるのか。ちょっとどころじゃ無くて、めちゃめちゃいい話だった。
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3.全方位でのAWSコスト管理:最適化、削減、そしてガバナンス

@株式会社QUICK E-Solutionsさん

  • 権限が無くてもRI/SPの購入判断ができる
  • クレジットの仕様を理解しておくことで、適切なコスト管理が可能になる
  • リージョンやプロセッサを変更することで、コスト削減が可能になる
    →かなりの経験と知識に裏付けされた、とても説得力のあるセッション。この日で一番天啓を得ました。これだからイベントはやめられない。
    →プロセッサをGravitonにするだけで、コストが2/3になる可能性。夢がある。
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4.生成AIで社内文書検索!Bedrockの新機能でRAGアプリを簡単に作ってみよう

@御田 稔(みのるん)さん、他数名

  • 満席となったハンズオン。参加者多すぎてネットワーク調子悪い。
  • クリックポチポチだけでチャットボットが作れる!!!
  • OpenSearch Serverlessが意図せず動くので、課金注意。
    →こちらも何度かお世話になっている方。本日はハンズオン。毎月毎週のように登壇、発表しているので、とにかく語りが上手い。落ち着いている。資料もキレイ。
    →BedRockのUIがとてもキレイになった。Amazonさんが力入れていることがよくわかる。
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5.サーバーレスで豊島区の緊急設備トラブルを解決するアプリを作った話

@小林 賢司さん

  • サーバーレスとは、サーバーの管理が不要となる、という定義
  • 開発速度向上、運用業務削減、初期投入コスト削減、がメリット
  • ローカルでAWSのサービスを実現するのは面倒だった
    →内容盛りだくさん。ちょっと時間は足りなかったようだけども、もっと聞いてみたかった。
    →どこでも金融のシステムは苦戦していることがよくわかる。縛りがめんどくさい。
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6.技術書を書く技術:あなたの知識を世界に届けよう!!

@佐々木 拓郎さん

  • 書籍を出せば大きく儲かる、というわけではない。技術書に関しては時給800円未満らしい。潜在読者としては、初心者が一番多い。
  • 書くための工夫として「内容構成テンプレートを作っておく」「箇条書き」「ChatGPTに相談」校正ツールとしてのChatGPTは優秀な模様。
  • 出版社にとっては、初版を売り切らないと利益が出ないらしい。
    →「1行目を書くのが難しい」に対して「それな!!!」となった。こういったブログ記事も同じ。とにかく最初の1行が難しい。
    →大量の技術本を出してきた会社ならではの、説得力あるセッション。いつもお世話になっております。これからもお世話になります。
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7.Serverlessを高速化しよう!試して感じるパフォーマンスチューニング

@清家 史郎さん、他数名

  • Cloud9とSAMでお手軽に環境構築
  • パフォーマンスチューニングのために、X-Rayでボトルネックを探す
  • クエリのかけ方を工夫することで、性能向上
    →難易度は高いが、とても勉強になるハンズオン。いわゆる「サーバーレス」の典型的なパターンを知ることができた。
    →他のセッションもそうだが、ハンズオンはとにかくネットワーク環境との勝負がキツい。だが聞くだけのセッションよりも吸収することが多い。
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8.あとがき

数年ぶりのオフライン開催ということで、この1年は様々な分野で再燃が見えますね。とても楽しいです。
直接顔を合わせることで、突発的な技術の話、それ以外の話をするだけでも感慨深いです。
個人的な備忘録の意味合いもありますが、こうやって名前と概要をどこかに発信することで、AWSの界隈が盛り上がってくれることを祈ります。

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