急なプレゼン資料作成に困ったことはありませんか?
「Marp」を使えば、Markdownで簡単にスライドを作成できます。
この記事では、Marpの魅力をサクッと紹介します。
Marpの特徴
Marpの特徴は、以下の3つです。
- Markdownでスライド作成
- CSSでデザインを簡単カスタマイズ
- スライドをコードベースで管理可能
それぞれの特徴について、詳しく説明したいと思います。
1. Markdownでスライド作成
Marpの最大の魅力は、Markdownを使ってスライドを作れること。
シンプルな記法で、ストレスなく資料を作成できます。
2. CSSでデザインカスタマイズ
CSSを使ってスライドのデザインを自由に変更可能。
企業のブランディングに合わせたスタイルも簡単に実現できます。
テーマ設定を変更するだけで、簡単にデザインを変更できます。
(CSS:gaia)
3. コードベースでの管理
スライドをコードで管理できるため、バージョン管理が楽々。
Gitを使って変更履歴を追跡できます。
実際の使用例
私がMarpで作成したスライドは、技術的な内容を中心に、簡潔な説明とビジュアルを組み合わせました。
CSSで背景色やフォントを変更し、視覚的にわかりやすい資料を作成しました。
上記のスライドを作成した時のソースコード。
---
marp: true
title: Marpのサンプル
theme: gaia
paginate: true
---
# Marpのサンプルスライド
---
## スライド1
- これはMarpのサンプルスライドです。
- Markdownを使って簡単にスライドを作成できます。
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## スライド2
### コードブロックの例
\```
print("Hello, World!")
\```
他のツールとの比較
Marpは、PowerPointやGoogle Slidesと比べて、サクッと簡単にスライドを作成できるのが特徴。
Markdownの記法を使うだけで、直感的に操作できます。
特徴 | Marp | PowerPoint | Google Slides |
---|---|---|---|
スライド作成の手軽さ | Markdownを使用し、簡単にスライド作成可能 | リッチな機能が豊富だが、操作が複雑 | シンプルなインターフェースだが、Markdownのような軽快さはない |
デザインの自由度 | CSSで自由にカスタマイズ可能 | テンプレートが豊富だが、カスタマイズに限界 | テンプレートは多いが、CSSの柔軟なカスタマイズは不可 |
コードベースでの管理 | Gitなどでバージョン管理が可能 | ファイルベースで管理、変更履歴が追いにくい | クラウドベースで共同編集可能だが、コード管理は不可 |
オフラインとオンラインの利用 | ローカルで作業可能、エクスポートも簡単 | オフライン利用が得意だが、クラウド連携が弱い | 完全オンラインだが、オフライン時の機能制限あり |
学習コスト | Markdownに慣れていれば低い | 機能が多く、全てを使いこなすには時間がかかる | シンプルだが、高度な機能には物足りなさを感じることがある |
まとめ
Marpは、Markdownを使った手軽なスライド作成、CSSによる自由なデザイン、コードベースでの管理が可能なため、特に技術者やデザイナーにとって非常に魅力的なツールです。
他のツールと比較しても、独自の利点が多く、プレゼンテーションのスタイルを変える可能性を秘めています。
次回のプレゼンテーションでぜひMarpを試してみてください!