はじめに
本記事から書籍『プログラミングの基礎』(サイエンス社出版)を用いたプログラミング学習の軌跡を記録してゆく。
この書籍では学習にあたってOCamlという関数型言語を用いることとなっている。Ocamlは関数型言語の中でも「強く型付けされている」点が特徴的な言語である。
なお、本書の第1章は前置きにあたる部分であるため記録は省くこととする。
Ocamlの各データ型
OCamlの基本的なデータ型としては以下のものが挙げられる。
・整数:int
例:0、1、25、1024
整数型には通常の四則演算子 + 、 - 、 * 、 / が使用できる。
・実数:float
例:1.0、2.5、3.14
実数型には通常の四則演算子に . を付けた +. 、 -. 、 *. 、 /. を用いる。
・文字列:string
文字列を扱うときは引用符 "…" で囲む。
例:"東京"、"Japan"、"425"
・真偽値:bool
OCamlで定義されている論理演算は &&「かつ」、||「または」、not「否定」の3つがある。
その他:=「同等」、<>「不等」、>「より大きい」、<「より小さい」、>=「以上」、
<=「以下」
・その他
学習の進行に伴って 組(7章)、レコード(8章)、リスト(9章)、木(17章)などが
登場する。