#1 誰の言葉?
マークザッカバーグ氏の有名な言葉です。
facebookのスローガンの1つであり
DONE IS BETTER THAN PERFECT!
(完璧を目指すよりまず終わらせろ)
というような意味になりますね。
有名と言いながら私が知ったのは昨日ネットサーフィンしている時ですが。
最近は割と浸透して仕事をする上では当たり前になっているような気もします。
以下が一部引用です。
The Hacker Way is an approach to building that involves continuous improvement and iteration. Hackers believe that something can always be better, and that nothing is ever complete. They just have to go fix it — often in the face of people who say it’s impossible or are content with the status quo.
ハッカーウェイというのは継続的な改良と反復による構築のアプローチだ。ハッカーは何事も常によくすることはできるし、それは終わりがないということを信じている。彼らは問題を直す、たとえ、人々が不可能だと言ったり、それが現状の姿だと言ったりしてもだ。
Hackers try to build the best services over the long term by quickly releasing and learning from smaller iterations rather than trying to get everything right all at once. To support this, we have built a testing framework that at any given time can try out thousands of versions of Facebook. We have the words “Done is better than perfect” painted on our walls to remind ourselves to always keep shipping.
ハッカーは素晴らしいサービスを一気に構築するのではなく、素早くリリースして、小さな改善から学ぶことによって長い時間かけて構築しようとする。これを行うため、我々はテストのフレームワークを構築した、それはいかなるときもFacebookの何千ものバージョンを試すことができる。"Done is better than perfect" 完璧よりもやることだというポスターを壁にはって、常に出荷し続けることを意識している。
http://hyoshiok.hatenablog.com/entry/20140825/p1
「未来のいつか/hyoshiokの日記」より抜粋
#2 マークザッカーバーグってどんな人?
フェイスブック創業者であり、世界長者番付常連のマーク・ザッカーバーグ。
12歳でソフト開発、18歳で自身が開発した「Synapse Media Player」はマイクロソフトから100万ドルの買収額を提示され、大学生でフェイスブックを創業した
https://forbesjapan.com/articles/detail/32035
Forbes(JPAN)より抜粋
10代で才能を発揮していたようです。世界は広いです。
#3 「成長」という観点においてどういう意味を持つ?
さて、この言葉についての詳細はご自身で調べてみてください。
今回はこの言葉とその前後の文章を知った上で、これって人生における「成長」という点においても同じことが言えるんじゃないのか?
と思って考えを書いてみました。
私は前職で中学校講師をしていたので、教育や成長に興味があります。
どうせ何かをするなら今の自分にはできないことを身に付けたいですし、想像もつかないほど進化できたら満足して人生を終えることができるのではないかと思います。
###1 成長とは
人それぞれの答えがあると思いますが、 私はずばり、「今現在の自分とは別人になること」だと思っています。
ピ◯チュウがラ◯チュウに進化するように別物になるということです。(人間の場合、姿形は変わりませんが)
別の言い方をすれば
「今の自分にない知識、技術、考えを身に付けること」となるでしょうか。
###2 どうすれば成長できる?
これも人それぞれ考え方があると思います。私は以下の図のようなイメージを持っています。
「挑戦」→「失敗」→「改善」
このサイクルをいかに多く、早く回すかが鍵になると思っています。スピードのある失敗は価値があります。
「成功の反対は失敗ではなく成長だ」と言われるように、**「失敗」 ≒ 「成長」**なのだと思います。
- 自信をつけるには、「プチ成功」を積み重ねる
- 成長するには、「失敗→改善→再挑戦」を繰り返す
これが今回頭を整理して出てきた今の自分の回答です。
今回は「成長」をテーマに書いているので
上の言葉には触れませんが、また機会があれば書きたいと思います。
自分の回答をもとに「Done is better than perfect」という言葉について考えていきたいと思います。
ここで成長できない例を上げてみましょう。
- 英語が聞き取れるようになったら海外に行こう
- 文章を書くのが上手になったらブログを書こう
- カリキュラムが理解できたらwebアプリケーションを作成しよう
などでしょうか
ここでは2つ目の例を取り上げて考えたいと思います。
「文章を書くのが上手になったらブログを書こう」
これは何がいけないのでしょうか。
1) 「上手に文章が書ける」の定義が曖昧
2) 自分だけで文章を添削しても知識、考えが偏っていて改善が見込みにくい
3) 文章を上手に書くことができるようになるには、文章を書かなくてはいけない
などが挙げられると思います。
結局文章を書いて他人に評価してもらって改善していくしかないんです。
何度も書いていけば、自然と他の人のブログの書き方に意識が向いて自分との違いに気付くことができます。
つまり
「完璧な文章でブログを書く」
ではなく
「はじめに」から「最後に」までをとりあえず書いて形にする
それを繰り返すしかないということです。
ここで上記した文章の一部を取り出してみます
Hackers believe that something can always be better, and that nothing is ever complete.
ハッカー達は何でも改善することができ、そして完璧など決してないと信じている
文章を書くことも同じで
完璧な文章などないが、いくらでも良くすることはできると言えると思います。
文章を書いて、失敗から学んで改善してまた書いてを繰り返すことで先ほどのサイクルが繰り返され、成長につながっていく。
完璧な文章を書く必要などない、まずは書き終えることが大事なんだと思います。
**「Done is better than perfect」**
この考えでいろいろなことにチャレンジすれば比較的早く成長できるのではないでしょうか。
#4 ずさんでいいという意味ではない
とは言え「どうせ失敗するんだし、何でもいいから書けばいい」という姿勢でも残念ながら成長はしません。
小さくていいので目標を立てましょう。その時に気をつけるのが
1) 期限、曜日を決めること
2) 数値をいれること
例えば、
- 一週間に1つ、1000文字程度のブログを書く
- 5つのブログを読んだら1つ学んだことに関する文章を書く
- (月)(水)(金)の19時から21時まではブログを書く時間に充てるなどです。
漠然とチャレンジするのではなく、「目標」を定めてそこに向かって進んでいって「失敗」して、「改善」してを繰り返す。
Hackers try to build the best services over the long term by quickly releasing and learning from smaller iterations rather than trying to get everything right all at once.
ハッカーは素晴らしいサービスを一気に構築するのではなく、素早くリリースして、小さな改善から学ぶことによって長い時間かけて構築しようとする。
どんな分野にも当てはまる、汎用性の高い言葉だと思いました。
**「Done is better than perfect」**の精神で成長していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。