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TP-Link AX73 IPv6通信不具合発生と解決方法

Last updated at Posted at 2024-08-12

TP-Link AX73不具合情報

現在家庭内のデフォルトゲートウェイとして稼働しているTP-Link AX73で不具合が発生いたしました。

不具合状況

毎日0時を過ぎると突然インターネットに接続できなくなる。

NW環境

NW構成は以下の順番で行っている。 HGWはPPPoEブリッジを有効にしており、各無線AP、クライアントはAX73をGWとして通信を行う。
  1. HGW
  2. AX73
  3. 無線AP

AX73不具合発生時に変更した設定

  • IPv6を有効
  • MU-MIMOを有効
  • フロー制御 TX Enable/RX Enableを有効

トラブル原因

TP-Link製ルーターでは、IPv6toIPv4トンネル接続を有効にした際、初回接続時にはデフォルトでDNSがプロバイダーから自動取得を行うようになる。
自動取得は行えるので設定時は問題なく稼働するが、日付が変わるとプロバイダーへDNS情報を再取得しに行く。その際に上手く取得することができずにインターネット通信ができないような動きが見られました。
現時点(2024/08/12)ではファームウェアで修正されていないので、自動取得ではなく手動で設定が必要となります。

解決方法

以下手順でIPv6設定を行います。(DNSサーバはGoogleにしました。)
  1. 管理コンソールにログイン(Tetherアプリでも可)
  2. 詳細設定 → IPv6
  3. IPv6を有効にする
  4. 高度な設定をクリック → 次のDNSサーバーを使用 に☑
  5. プライマリDNS 2001:4860:4860::8888
  6. セカンダリDNS 2001:4860:4860::8844
  7. 接続ボタン をクリック
  8. 成功すると完了です。

最後に

今回の不具合とその解決方法については、調べてみても情報が無く、一部価格.comとXで同じ症状が発生した方を見つけることができました。
公式情報も無いため、ソースとしては弱いですが1か月経過した今でも問題なく稼働しております。
同じ症状が発生した方のお役に立てましたら光栄でございます。
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