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Buffalo無線ルーター設定の備忘録

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【経緯】

最近、我が家の無線ルーターの調子がすこぶる悪く無線の範囲内であるはずなのに回線が途切れることが多々あるため改善を試みる。

【環境】

・ルーターWSR-2533DHP-CB ×2(親機と子機)
※推奨台数18台、戸建3階
2階建て、自室が2階でONUが1階
無線接続端末は計10台、有線接続端末は計1台

【実際に行ったこと】

  1. ルーターの管理画面に入る
  2. 無線設定

    無線チャンネル⇒自動
    無線の認証⇒WPA/WPA2-mixed
    倍速モード⇒2.4GHz 800Mbps、5GHz 1733Mbps
    [拡張設定]BSS BasicRateSet※1⇒all
    Multicast Rate※2⇒54Mbps
    802.11n プロテクション⇒☑使用する

【結果】

以上の設定を変えてあげるだけで通信速度が劇的に変化しました。
5GHz
image.png
2.5GHz
image.png

※1BSS BasicRateSet

本製品と無線機器が制御通信するときの通信速度を設定します。

ググってみたらallにすると一部レートがサポートされていない端末があり場合があるそうなので問題があればデフォルトに戻します


※2Multicast Rate
マルチキャストパケットの通信速度を設定します。

マルチレートを上げるほど通信速度が向上するが、無線の飛びが低下するそうです。

これも問題があれば下げてみます。

その他予備知識


  1. 無線の認証
  2. スマホ側では認証をAESにすること。TKIPは昔から脆弱性があると批判されている。

  3. MIMO(Multi-Input Multi-Output)マイモ

    複数入力・複数出力という言葉が示すとおり、送信機と受信機の両方に複数のアンテナを搭載し、通信品質を向上させるワイヤレス通信技術です。帯域幅を拡げたり通信出力をアップしたりすることなく、通信速度(スループット)を高め通信距離を伸ばすことが可能です。

    すでにMIMOは多くのワイヤレス通信に採用されています。第4世代の移動通信システム(4G)およびその仕様を一部先取りしたLTE(3.9G)では、MIMOによって高速な通信が可能になっています。現行のLTEでは、送信用(基地局)と受信用(端末)に各2本のアンテナを使う「2×2 MIMO」、各4本のアンテナを使う「4×4 MIMO」が規定されていますが、商用サービスとしては現在2x2 MIMOまでです。

    LTEでは、利用する周波数帯域幅を1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzの中から選択でき、その幅にほぼ比例して通信速度が向上します。たとえば、変調方式が同じとき、2x2 MIMO/10MHzの下り速度は最大85.7bps、4×4 MIMO/10MHzの下り速度は最大172.1Mbpsになります。

    次世代のLTE(LTE Advanced)では多重度がさらに上がり、送信用と受信用に各8本のアンテナを使う8x8 MIMOまで規定されています。最大帯域幅も20MHz幅から100MHz幅へと増えるため、最大スループットは下り3Gbps(8×8 MIMO)まで高速化が可能とされています。

    MIMOは、無線LANにも利用されています。最新規格のIEEE 802.11ac(Draft)では8x8 MIMOをサポートするため、最大で4x4 MIMOのIEEE 802.11nに比べ伝送速度は約2倍に向上しています。11acでは、複数の機器に電波を送信できる「マルチユーザーMIMO(MU-MIMO)」もオプションとして定義され、今後さらなる高速化の余地があります。

    「MIMO(マイモ)」とは? - いまさら聞けないスマートフォン用語
  4. 802.11n プロテクション
  5. 「使用する」にすると、IEEE802.11n・IEEE802.11b/g混合の環境でのIEEE802.11nの通信速度低下を軽減します。
    上記の環境で、IEEE802.11nの通信速度が遅い場合に使用してください。

    簡単にまとめると、複数端末で無線を使用する場合、回線が混雑するのを防ぐ可能性があるとのこと。必ずしも回線の混み具合を解消するといった保障があるわけではない。

    無線LAN設定 802.11nプロテクションで速度アップ?(WXR-1900DHP2)
    がとても参考になります。
  6. プライバシーセパレータ
  7. Q
    プライバシーセパレーター機能とは何ですか

    A
    プライバシーセパレーター機能は、Wi-Fiルーターに同時に無線接続している端末同士のアクセスを禁止する機能です。

    共有フォルダーなどへのアクセスを防ぐことができるため、利用者のセキュリティー保護をすることができます。
    Wi-Fiルーターを店舗に設置したりFREESPOTで使用する場合は、プライバシーセパレーター機能を使用することをお勧めします。

    全ての端末が無線接続している場合
    プライバシーセパレーターを有効にすることで、全ての端末同士のアクセスを禁止することができます。
    image.png

    有線接続している機器がある場合
    プライバシーセパレータ―を有効にしても、有線接続している端末と無線接続している端末同士でのアクセスを禁止することはできません。
    例えば、パソコンA-B間で共有フォルダーへのアクセスはできなくなりますが、パソコンA-C間やパソコンB-C間はアクセス可能となります。
    image.png


    プライバシーセパレーター機能とは何ですか
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