1、起きた事象
DTOの内容が記載されている仕様書とソースの内容が乖離していた。
ソースを正として仕様書を修正する必要があったが、定義されている項目数が
多いため、仕様書に足りていない項目を把握するのに時間がかかってしまう。
2、教えてもらった内容
サクラエディタの置換機能を使用して、ソース内容を整形する。
整形した内容と仕様書の記載内容をエクセルに貼り付け、確認する。
3、教えてもらった内容の補足や調べた内容
(1)サクラエディタの機能
(i)左の空白を削除:選択した行の左にある空白を削除する機能
(ii)置換:行ごとに指定した語句を別な語句に変換する機能
(2)正規表現
.:任意の1文字
*:直前の文字が0回以上繰り返すことを意味します。
^:行の先頭
¥r¥n:改行コード
¥t:タブ区切り
(3)エクセルで確認した内容
仕様書とソースに記載されている項目の
並び順が同じなので、貼り付けた項目の隣同士を
「=」で比較し、Trueを返すことで、一致していると判断する。
4、実際に使用した方法
(1)DTOの定数をコピーして、サクラエディタに貼り付ける。
・DTO_ソース内容
namespace SampleDto
{
public class Sample1
{
<summary>サンプル項目1</summary>
private int number { get; set; }
<summary>サンプル項目2</summary>
private string Name { get; set; }
<summary>サンプル項目3</summary>
private degimal price { get; set; }
<summary>サンプル項目4</summary>
private decimal amount { get; set; }
<summary>サンプル項目5</summary>
private string nirvana { get; set; }
<summary>サンプル項目6</summary>
private string boobieTrap { get; set; }
}
}
(2)貼り付けた項目を選択し、下記操作を行う。
タブ:編集 → 整形 → 左(先頭)の空白行を削除
(3)エクセルに貼り付けたい項目だけを残せるよう「置換」する内容を考える
(ⅰ)残したい内容について
物理名(ソースに記載されているnumber、Nameなど)
(ⅱ)不要な項目
・<summary>タグで囲んだ箇所
・prrivateから物理名までの箇所
・{ get; set; }
・置換後の項目間の空白行
(ⅲ)置換機能で不要な項目を削除する方法
下記内容を置換前に記載して、置換後の箇所に何も記載しない
・<summary>.*
→「.*」で任意の語句が0回以上 = すべての語句が対象となる
・private int
・private string
・private degimal
・{ get; set; }
・^¥r¥n
(4)置換を実施
・「private int、string,degimal」置換後
(5)データの並び順を変更する
縦に並んでいるデータを横に並ぶように変更。
(i)変更方法
各項目の終わり箇所にある改行コードを任意の文字に変換。
任意の文字をタブ区切りに変換
(ii)置換方法
・置換前に「¥r¥n」、置換後に「任意の文字」を入力。
・置換前に「任意の文字」、置換後に「¥t」を入力
(6)仕様書の項目と整形した内容をエクセルに貼り付ける。
貼り付けた項目を「=」で判定する。
※Excelがないので、代用でスプレッドシートを使用しています。。。。