はじめに
SharePointの参照(ルックアップ)列
- 「自分が思っていたのと違った」
- 「なんか意味わかんないし、いいや」
という方はいませんか?
初見でやろうとすると挫折すると思います。
最大の理由はExcelのVLookupと違う!! ということかなと。
この記事は、その誤解を取り除き、SharePointにおける参照(LookUp)列の良さを解説します。
参照列とは
SharePoint Lists(ドキュメント ライブラリ)で使える列の一種です。
- 同じSharePointサイト内で
- 別のSharePoint Lists(ドキュメント ライブラリ)の値を
- 参照して、選択した列の値を返す
便利な列項目 です。
参照列に設定することにより、LookUpのデータ元にある値のみ入力できる という入力規則の活用もできますし、複数間のListsを繋げて、リレーショナルデータベースのように使うこともできます。
小難しい話は一旦置いて、図解してみてみましょう。
図解
徹底的に資料を読み込む方もいれば、
一切見ずに勘でできない時点でくそとか思ってしまう方もいるでしょう。
勘は経験によるもの。
圧倒的に経験値の差で言えば、Excelに軍配が上がります。
ここでExcelのVLookUp関数
に焦点を当てましょう。
VlookUp関数は、(キー, データソース, 列番号, 絶対or相対)で構成されます。
解説はキー
に焦点を当てましょう。
VlookUp関数は、指定した外部の列を参照する考え方になります。
それに対するSharePoint Listsの参照列は異なります。
SharePointの参照(Lookp)のイメージ
それに対し、SharePoint Lists
は、参照列を選択した場合、その列に入力する値は、
キー
そのものになります。
なんとなーく癖でみると、どこかしらの別の列を参照するのでは・・・?
と誤解してしまいそうですが、設定した列そのものが、キー
の入力列になります。
この違いで挫折してしまうケースもあるのではないでしょうか。
設定はコチラを参照
メリット
- LookUpで出力値が自動的に返される
- 参照列は
参照するデータソースにある値しか選択できない
という入力規則になる
といったメリットになります。
SharePointの選択列
が非常に手間になるときにも活躍します!
おわりに
今回は短いSharePointの参照列を解説しました!
Power Platformが盛り上がりまくっている最中で、SharePointの重要性も高まります!
なんとなくわかんねーではなく、使いこなして楽しみましょう~~!
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