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トラブルを上手に生かす方法~プロジェクトを最大限活用する~

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はじめに

プロジェクトが無事に完了。しかし、その過程で必ずトラブルに見舞われたはず… 全てのプロジェクトが上手く進めば良いのですが、これは避けられない宿命でもあります。

プロジェクトが完了した後には、忙しくてつい次に進んでしまいがちです。しかしながら、完了後にこそプロジェクトの神髄が隠されているというもの

単に次に進むのではなく、一旦立ち止まって総括することが大切です。問題点を洗い出し、改善するべき点は何だったのか。チームとしてどう対応できたか。個人個人の行動を見つめ直す。

そうした振り返りがあってこそ、某サイヤ人や某シャーマンの王のように死線をくぐった経験を次に活かすことができるのです。

目次

  • 振り返りの前に…メンバーを称え合う
  • 振り返りとフィードバック
  • 取捨選択をして次につなげる
  • まとめ

振り返りの前に…メンバーを称え合う

プロジェクトは1人では成し遂げられません。多くのメンバーの協力があってこそ完遂することができるのです。

その中でメンバーへの感謝を忘れてはいけません。これは、チームの仲を深めるという目的以上に次のプロジェクトにも大きく関わってきます。

会社で進めていく以上、同じメンバーで次のプロジェクトを担当することも珍しくないと思います。そのような時にこそ、メンバーのことをどれだけ把握できているかで成功度に直結します。

メンバーのことを把握できていることで、配役や仕事を振る際の粒度などを調整することも難しくないと思います。そのような状況だとメンバーも仕事を進めやすくなります。

また、トラブルを乗り越えたメンバーと仕事をする際には、「このままではまずい」と過去の事例からトラブルに対する嗅覚とセンスが身についており、話が早く進み結果的にトラブルを回避できることもあるでしょう。

しかし、プロジェクトが終わり即解散。という形でメンバーを称えたり、ねぎらったりしない場合リーダーはメンバーのことを的確に把握できないですし、メンバーもリーダーに協力してくれなくなります。

次のプロジェクトをトラブルなく進めるためにも、まずは具体的に言葉でメンバーに感謝を伝え、お互いにたたえ合うことで「厳しい状況だったけど最後は良かった」という状況をメンバーと共有しておくことが、次につながります。

振り返りとフィードバック

メンバーを称え合い、打ち上げをして次も頑張ろう!と終わらせるとプロジェクトは次に進めません。

称え合いの後は、プロジェクト全体を振り返る作業に入ります。トラブルの発生経緯と原因、対処の試行錯誤の過程、チームとしての対応など、できる限り詳細に振り返ることが重要です。

プロジェクトの当初は何が起こるのか、どうしていけばいいのかわからない状態でした。しかし、完了後は「何が起きたか」「どうすべきであったか」が自分の経験で理解できているはずです。

この経験を思い出しつつ、「もう一度プロジェクトをやり直すなら何をするか?」を考えます。こうすることで事前に何を準備し、どのような判断が必要かが経験を通して理解できます。

このように個人の経験を元に振り返りを実施した後は、組織へのフィードバックも大切です。背景や根本的原因、解決へのアプローチ、組織としての課題をまとめて組織としても協議する。

自分の経験を組織全体にも共有することで、次のプロジェクトへのトラブル防止を組織単位で見直すことができるでしょう。

取捨選択をして次につなげる

振り返りとフィードバックを経て、次のプロジェクトに向けて取捨選択を行う必要があります。トラブルから得た教訓の中でも、優先順位を付けることが重要です。全ての課題に取り組むのは現実的ではありません。

チェックリストなどを作成するのが一般的ですが、総合的にプロジェクトを振り返り他でも応用ができるのか?発生の確率はどの程度か?など不要なものを全て組み込むのではなく選択した上で次につなげるのが大切です。

まとめ

プロジェクトのトラブル解決後、チームで振り返り、フィードバックを行い、取捨選択をすることで、次のプロジェクトに向けた糧を得ることができます。お互いを称え合い、絆を深めることから始まるこのプロセスは、成長と改善に向けた大切なサイクルなのです。

失敗は決して無駄ではありません。そこから学び、前に進む原動力としましょう。チームの力を最大限に活かし、プロジェクトから得た教訓を次に確実につなげていくことが何より重要なのです。

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