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【Unity】PolySpatial1.2.3 アップデートしたらXcodeビルドが通らなくなる問題の対応策【VisionPro】

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TL;DR

  • B(I) ARM64 branch out of range... という不具合によってビルドが通らない場合は Unityの Project Settings の Apple visionOS の IL2CPP Large Exe Workaround をOnにしよう

スクリーンショット 2024-05-16 17.51.14.png

スクリーンショット 2024-05-16 17.52.30.png

PolySpatial 1.2.3

色々バグ修正が入りましたが、目玉としては以下の2つです

  • 異世界とのPortal を現実に表示するARのサンプル
  • PolySpatial1.2.3 = PolySpatial2.0-pre で2.0の方はUnity6-preview 対応!
    • XRHand 1.3.X 対応
    • Unity でカスタムハンドジェスチャーを作成可能に

PolySpatial のアップデート

公式のフォーラムでも そのままアップデートは非推奨で、手間ですが一旦元バージョンのパッケージを削除して入れ直してください と言われるほど、そのままアプデすると色々うまく動かないらしいです。

1.2.3〜

v1.x系のノリでサンプルをビルドすると Unityビルド は問題ないのですが、Xcode上でビルドするとビルドエラーが発生します。
こちらはUnity6-previewでも同様のエラーが発生します。

スクリーンショット 2024-05-16 17.51.14.png

上記スクショのエラーが出た場合はPolySpatial1.2.3から追加されたProjectSettings の IL2CPP Large Exe Workaround にチェックを入れることでこの問題が解消されるらしいです。

スクリーンショット 2024-05-16 17.52.30.png

また、1.2.3のサンプルビルド時にXcodeビルドは通るけれど、実際に実機でアプリ起動するといつまでたっても最初のSceneが表示されないという現象もありましたが、上記の通り IL2CPP Large Exe Workaround のチェックを入れることで事象が回避できました。

が、正直なんで回避できるのか?はわかりませんでした。

結論

公式のDiscussionフォーラムは定期的にチェックしたりUnity中の人にメンションしつつ聞くと思わぬ有益情報が出てくるので、PolySpatial周りは積極的に情報キャッチしにいきましょう

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