TL;DR
- B(I) ARM64 branch out of range... という不具合によってビルドが通らない場合は Unityの Project Settings の Apple visionOS の
IL2CPP Large Exe Workaround
をOnにしよう
PolySpatial 1.2.3
色々バグ修正が入りましたが、目玉としては以下の2つです
- 異世界とのPortal を現実に表示するARのサンプル
- PolySpatial1.2.3 = PolySpatial2.0-pre で2.0の方はUnity6-preview 対応!
- XRHand 1.3.X 対応
- Unity でカスタムハンドジェスチャーを作成可能に
PolySpatial のアップデート
公式のフォーラムでも そのままアップデートは非推奨で、手間ですが一旦元バージョンのパッケージを削除して入れ直してください
と言われるほど、そのままアプデすると色々うまく動かないらしいです。
1.2.3〜
v1.x系のノリでサンプルをビルドすると Unityビルド
は問題ないのですが、Xcode上でビルドするとビルドエラーが発生します。
こちらはUnity6-previewでも同様のエラーが発生します。
上記スクショのエラーが出た場合はPolySpatial1.2.3から追加されたProjectSettings の IL2CPP Large Exe Workaround
にチェックを入れることでこの問題が解消されるらしいです。
また、1.2.3のサンプルビルド時にXcodeビルドは通るけれど、実際に実機でアプリ起動するといつまでたっても最初のSceneが表示されないという現象もありましたが、上記の通り IL2CPP Large Exe Workaround
のチェックを入れることで事象が回避できました。
が、正直なんで回避できるのか?はわかりませんでした。
結論
公式のDiscussionフォーラムは定期的にチェックしたりUnity中の人にメンションしつつ聞くと思わぬ有益情報が出てくるので、PolySpatial周りは積極的に情報キャッチしにいきましょう