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はじめに

株式会社うるるの田中です。
昨年のアドベントカレンダー以降、書こう書こうと思っていたのですが、書けないまま1年が経ってしまいました。

昨年は、組織的なことばかりをやっていたので、プログラミングから少し離れていました。
今年に入って、妻が新たな挑戦を始めたことをきっかけに、プライベートの状況が動き出しました。
その過程で、自身で作りたかったサービスをちょっとずつではありますがプログラミングしたり、妻のやりたいことのwebやIT的な部分ふくめて支援を行うようになりました。

いつも目的にたどりいつくまでの道筋を自分の中でどうやって考えているかみなさんに共有できればと思いました。

言語化はできないけど。。。

自慢ではないですが、ぼくは自分の頭の中を言語化するのがすごく不得意です。
また、何かしらの言語化フレームワークを使うことも不得意です。
なので、いつも心がけているのは図解化することです。
頭の中に存在視するものを図と見立てて、組み合わせていくことを考えるようにしています。
いわばパズルですね!

目的に向かうには道が必要

とはいえ、自分自身のボキャブラリもすくないので、色んな人の表現をかりながら明確にしていることが多いです。
今回は「売上の地図」(著者:池田 紀行)で使用されていた表現を参考にしてます。

あくまでも表現を借りているだけで「売上の地図」で説いている内容と違うものになっているので興味がある人はそちらを読んでみて下さい。

物事の始まりを出発地点とした時に、目的地までの道のりを思い浮かべて下さい。
それは下記の図のように真っ直ぐ進めるものでしょうか?

image.png

そうではないと思います。
実際は、目的地につくまでの間には何かが待ち受けているはずです。
しかしそれらはわかりません。

image.png

こんな感じですね。
ここに向けて道筋を立てていくわけです。
もちろんその中で判断しないといけないものも出てくるかと思います。
図に表すとこんな感じ。

image.png

過程を整理していくことの大事さ

道を考えた時に、真っ直ぐではなくいろんな分岐が存在しているかもしれないということわかったあとに何をしなければならないのかというと、これらの可能性を可視化することをするということをやっていかなければななりません。
可視化をおこなうことで自分たちが目的地としている場所に向かって行けていることを確認するとともに、分岐が迫った時に判断を行うための準備をができるようになります。

この部分は、我々ITエンジニアに通ずる部分でもあり、我々はこの可視化の作業のことを「要件定義」や「仕様設計」と呼んでいるはずです。
また、通常の仕事においても段取りと言うものになると思います。

ぼくの妻が望んでいることとしては固定店舗型のお店を開くことです。
下記のようなことが必要になってきます。

  • 店舗の確保
    • 賃貸物件を探す
    • 契約交渉を行う
    • 内装工事を行う
  • 営業許可に必要な条項
    • 食品衛生責任者資格を取得する
    • 消防法に基づく設備を整備する
    • 営業許可申請を行う
  • 資金確保
    • 自己資金
    • 融資
    • 助成金
  • マーケティング環境準備
    • Webサイトを開設する
    • SNSアカウントを開設する
    • チラシを作成する
      etc...

箇条書きで書いていくとよくわからないのですが、これらは関連しており、先程の図に当てはめ全体感をイメージしながら進めています。
このイメージを持てていなかったらどうなっているかというと

  • そもそものやらなければならないことがわからない
  • 順を意識していないため後々無駄になるようなことをやってしまう
  • それぞれは進んでいるが全体感としては全然進んでおらず目的地までが遠い

最後に

「お店を開く」という目的としては明確になっていたのですが、そこにしか目が言っていない時期がありました。
その時は、最終的に必要である「店」という「箱」のことしか考えられていませんでした。

目的にたどり着くためには、全体像を把握し道筋を明確にする必要があります。
明確にしないままたどり着くこともできるかもしれませんが、たどり着くまでに多く時間を必要とすることの方が多いと思います。
整理し可視化をすることで効率的に道筋をたどり目的を達成することができます。

これは、ITエンジニアの日々の業務に通ずるものだと考えております。
みなさんはどうでしょうか?
目的は持たれているとおもいますが、その道筋まで考えることができていますか?

もし、できていないようであれば目的までの道筋を整理して可視化して見て下さい。
紙とペンで簡単な図解を描いてみるだけでも良いですし、ExcelやGoogleスプレッドシートなどのツールを活用するのも良いでしょう。
ご自身の目的に合ったツールを見つけて活用するが良いと思います。
きっと仕事やプライベートの目的の達成に役立つと思います。

次回は @n_matsunaga さんの投稿になります。

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