今回はデータベースの基本概念を
初心者に教えるなら。
というテーマで書いてみようと思います。
自分自身まだ実務未経験の
ひよっこエンジニアですらない
状態ではありますが、
自分の復習のためと
初学者の方のとっかかりになれば幸いです。
データベースってなに?
すごく簡単に言うと、
たくさんの情報をまとめて、
使いやすく整理しておいた
「情報の倉庫」のようなものです。
本棚に本を種類別に並べたり、
引き出しに書類を分類してしまうのと似ています。
それがもっと大きくて
賢くなった図書館がデータベース。
みたいなイメージでOKです。
なんでデータベースが必要なの?
一言で言うなら膨大なデータを
人力で管理するのは不可能に近いからです。
私たちは普段からたくさんの情報を扱っています。
お店の商品の情報、お客さんの情報、
学校の成績、ウェブサイトのデータなど、
情報はどんどん増えていきます。
増え続ける膨大な情報を手作業で管理するのは大変ですし、
間違いも起こりやすくなります。
例えば会社で働いてるとして
何日から働いてるか、1日あたりの給料はいくらか、
有給は何日あるのか、退職金の金額はいくらか。
これらのことを自分で覚えておけ!
なんて言われたら大変ですよね?
ですがデータベースを使うと、
これらの情報を効率的に、
正確に管理できるようになります。
会社のデータベースがあれば先ほどの情報を
そこで管理していつでも見れるようになるわけですね。
データベースの「基本概念」って?
なんとなくデータベースについて理解したところで
もう少し踏み込んでデータベースについて理解していきましょう。
- データとは何か: そもそも「データ」って何でしょう? 名前や数字、日付など、コンピュータで扱える情報のひとつひとつのことを「データ」といいます。
- データベースシステム: データベース自体だけでなく、データを管理したり、取り出したりするためのソフトウェア(データベースマネジメントシステム)なども含めた全体の仕組みを「データベースシステム」と呼びます。
- どんなことができるようになるの?: データベースシステムを使うと、必要な情報を素早く見つけたり(検索)、新しい情報を追加したり、間違った情報を直したり(更新)、いらなくなった情報を捨てたり(削除)といったことが簡単にできるようになります。
データベースはとても便利なものですが
それだけだと膨大な情報を取り扱えません。
なのでデータベースマネジメントシステムを利用することで
私たちが普段活用してるような形で情報を扱うことができるわけです。
そしてこれら全体を通してデータベースシステムって呼ばれてるわけですね。
ちなみに全体と言いましたが、実はこの全体には私たちユーザーも含まれてます。
また、データベースを管理する人や管理する場所。
そういったデータベースに関する全てのものを含めて
データベースシステムと呼んでいると覚えてください。
DBMSを例えるなら?
図書館を想像してみてください。
たくさんの本(データ)が
種類や著者ごとに整理されています(データベース)。
司書さんがいれば、あなたが借りたい本(必要な情報)を、
整理された中から素早く見つけ出してくれますよね?
この司書さんがDBMS(データベースマネジメントシステム)です。
まとめ
さて、なんとなくデータベースについて理解できたでしょうか?
今回の記事はあくまで初心者にもわかるように
簡単にさわりとなる部分だけを解説しました。
実際にデータベースを実務で利用するとなると、
・どうやってデータを保存するの?
・その時の保存形式は?
・そもそもデータを取り出すにはどうしたら?
こういった問題が出てきます。
これらを解決するにはデータベースの設計についてや
SQLというデータベースからデータをとってくるための
プログラミング言語を学ぶ必要が出てきます。
ぜひ、今回の記事で、
データベースってこんな便利なものなんだ。
と思って頂けたのなら設計やSQLについても学んでみてください。
それぞれについても分かりやすく解説する記事を
投稿しようと思っています。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。