概要
前回の記事「CPUの創りかた」のTD4を少しアレンジして作ってみたで解説したTD4altをユニバーサル基板に実装してみました。ちなみに一番の成果はブレッドボードを心置きなく解放出来たことです。
手元に大きな基板がなかったので、レジスタ・プログラムカウンタ・ALU(加算器)などを実装したメイン基板と、UIやメモリを実装したサブ基板に分けて実装しました。
見た目
メイン基板
メイン基板では、信号線を表面にワイヤラッピングで配線してみました。巻き付け用にピンを増設したため、配線を這わせるスペースが狭くスパゲッティになってしまいました。また、裏面で巻き付けピンとICのピンを繋げるブリッジはんだ付けで、大量にはんだを使用した上、熱の影響でか基板が反ってしまいました。
右上の74HC283がALUとして、その左下の74HC283がプログラムカウンタ用です。
サブ基板
サブ基板では、信号線を裏面に0.29mmのポリウレタン銅線で配線してみました。はんだごてで被膜が剥けますし、細くて取り回しが容易で、雑に信号線を配線したい時に便利そうですね。
組み立て
他の方の自作CPUが立体になっていてカッコ良かった(大事)のでメイン基板とサブ基板を二階建てにしました。
さいごに
記事を書くほどの内容ではないと思いましたが、配線にワイヤラッピングとポリウレタン銅線を導入してみたので書いちゃいました。何か参考になれば幸いです。