はじめに
2024年12月5日から、OpenAIは「12 Days of OpenAI」という12日間続くイベントを始め、毎日新しいコンテンツや発表を公開しています。
2024年12月11日にChatGPTの「**Canvas」**機能の更新が発表されたので調べてみました!
Canvasとは?
Canvasは、ChatGPTの新しい機能で、文章やコードの作成や編集をサポートしてくれるツールです。ChatGPTとのチャット画面と、作成中の文章やコードを並べて表示できるので、やり取りが整理され、作業がしやすくなります。
ユーザーとChatGPTが一緒に文章やコードを編集できます。文章にはコメントを付けたり、コードにはバグの修正提案を加えたりできます。
今回のアップデートで、コードをチャット内で実行ができるようになったが一番大きなポイントだと思います。あとは、今までは手動でCanvasを選択しないと利用できませんでした。このアップデートでChatGPT-4oがCanvasを使う必要があるかどうかを判断してくれます!
それに、有料ユーザーだけなく全てのユーザーが利用可能になりました!
実際に使ってみた!
現在のChatGPT画面を開くと、「View Tools」というボタンが現れ、そこから手動で会話の流れでCanvasというツールを使ってほしいと指示できます。
さらに、もし自分が書いた文章かコードをベースとして会話したい場合、チャット枠に貼れば、「Open in canvas」ボタンが現れ、それを押せばCanvasが開かれます。
そこに入れた時点で、なんとChatGPT内でコードの実行ができます!「Run」を押せばコードが実行されます。(必要なライブラリーもインポートされているようです)
そこから、チャット枠でメッセージを送れば、それにそってコードを編集してくれます!
さらに、「コードレビュー」というボタンを押せば、ChatGPTが自動的にコードを見てコメントをくれます!
それで、ChatGPTがくれたコメントをもとに「Apply」でそのコメントの内容をもとに修正してもらえます!
コードレビュー以外にも、デバッグ・バグ修正、多言語への変換(Port)など色々なツールがあります。
結論
とても使いやすくて、スピーディーにコードデバッグや修正をしたい時に使えばいいかもしれません。ローカルで動かす前に、ChatGPT内で実行できるのもとても便利だと感じました。
現在はPythonコードしか実行できないようですが、これからはできるようになりそうですね!