はじめに
学生の方、個人学習でいざ現場に行くとコスト面でAnacondaが使用できない事があります。環境構築に迷う事が多いと思います。例としてVSCodeとVenvの環境を構築していきます。みなさんと成長できたらなと笑 私の記事が参考になれば嬉しいです。
さて、本題へ行きましょう。
Python 3の環境構築について、Venv(仮想環境)とVS Codeを使って説明いたします。
pyenvなどは説明しません。
Pythonの環境構築手順
まず、Pythonの環境構築手順です。
- Pythonのインストール
- 仮想環境(Venv)の作成
- 仮想環境のアクティベート
- VS Codeのセットアップ
1. Pythonのインストール
まずはPython 3をインストールしましょう。公式のPythonウェブサイト(https://www.python.org/downloads/)からインストーラーをダウンロードし、実行します。インストーラーの指示に従ってPythonをインストールしてください。
インストール完了後は、2番目の作業へ!
2. 仮想環境(Venv)の作成
Pythonプロジェクトごとに独立した環境を作ることで、依存ライブラリの管理を効率的に行うことができます。以下はVenvを使って仮想環境を作成する手順です。コマンドラインを開いて、プロジェクトフォルダに移動します。
# Windowsの場合
python -m venv venv
# macOS/Linuxの場合
python3 -m venv venv
ここで、venvは仮想環境の名前です。このコマンドを実行すると、プロジェクトフォルダ内に仮想環境が作成されます。 3番の作業へ!
詳しく知りたい方はこちら(https://code.visualstudio.com/docs/python/python-tutorial)
3. 仮想環境のアクティベート:
仮想環境をアクティベートすることで、その環境にインストールしたパッケージが有効になります。
Windows:
Copy code
venv\Scripts\activate
macOS/Linux:
bash
Copy code
source venv/bin/activate
4. VS Codeのセットアップ
VS Codeをインストールしていない場合は、公式サイト(https://code.visualstudio.com/)からダウンロードし、インストールします。
VS Codeを起動し、Extensions(拡張機能)アイコンをクリックし、「Python」を検索してインストールします。これにより、Pythonプロジェクトの開発に必要な拡張機能がインストールされます。
次は5へ進みます。
5. 仮想環境の選択
VS CodeでPythonプロジェクトを開く際に、作成した仮想環境を使用するよう設定します。VS Codeの左下に表示される「Python X.X.X 64-bit ('venv': venv)」という部分をクリックし、使用する仮想環境を選択します。
完成!
これで、Pythonの環境構築とVS Codeでのプロジェクト開発ができるようになりました。仮想環境を活用して、プロジェクトごとに独立した環境を作成し、依存ライブラリの管理を行いましょう。
参考文献 引用元