Java入門 メソッド 引数

Java入門
メソッド 引数の渡し方

引数

メソッドは、文字列や整数といった情報を引数として関数に渡して処理を行うことができます。
渡す引数が無いとしても

sample.java

メソッド名()

この形でなければなりません。

それでは実際に引数として文字列を渡してみます。

sample.java

public class Sample {
	public static void main(String[] args) {
		// メソッドの呼び出し、名前を渡す
		sayHello("ゆかりん");
		sayHello("王国民");
	}
	// メソッドの定義
	public static void sayHello(String name) {
		System.out.println( "ようこそ" + name + "さん");
	}
}

実行結果

sample.java

ようこそゆかりんさん
ようこそ王国民さん

文字列をメソッドに渡して、「ようこそ◯◯さん」と表示させました。

今度は整数を引数として2つ渡します。

sample.java

public class Sample {
	public static void main(String[] args) {
		// 引数として整数を2つ渡す
		add(50, 50);
		add(500, 900);
	}
	// 2つの値を合計するメソッド
	public static void add(int x, int y) {
		int sum = x + y;
		System.out.println ("合計は" + sum + "です。");
	}
}

実行結果

sample.java

合計は100です。
合計は1400です。

引数が複数ある場合はカンマ「,」で区切ります。メソッド側では受け取る型と変数名を一緒に宣言します。
メソッド側の型と渡す引数の型が一致しなければエラーになります。

実引数と仮引数

送る側と受け取る側、どちらも引数と呼ばれますが細かく分けると

・送る側の引数　→　実引数
上のコードで言うと**add(50, 50)**の引数が実引数です。

・受け取り側のの引数　→　仮引数
上のコードで言うと**add(int x, int y)**の引数が仮引数です。

引数と戻り値

引数に配列を指定することも可能です。
その場合はメソッドの仮引数を配列に指定あげるだけです。

sample.java

public class Sample {
	// 配列を受け取り、要素を表示する
	public static void printArray(int[] array) {
		// 配列の数だけ繰り返す
		for (int element : array) {
			System.out.println(element);
		}
	}
	public static void main(String[] args) {
		int[] array = {10, 20, 30, 40};
		// printArrayメソッドに配列arrayを渡す
		printArray(array);
	}
}

実行結果

java

10
20
30
40

配列の場合は**変数の型[]**この形を忘れないようにしましょう。