Java入門
戻り値の利用
メソッドから呼び出し元に戻されるデータを戻り値といいます。
sample.java
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
int answer = add(100, 50);
System.out.println("100 + 50 = " + answer);
}
// 2つの値を合計するメソッド
public static int add (int x, int y) {
int answer = x + y;
// 合計を変数answerに格納してmainメソッドに返す
return answer;
}
}
実行結果
sample
100 + 50 = 150
addメソッドのreturnを注目してください。この設計ではreturnの横に書かれた変数answerに2つの値の合計を格納して
mainメソッドに渡しています。
returnは変数だけでなく、整数値や文字列を直接記入することも可能です。
addメソッドの型を注目して下さい。ここの型はreturnによって戻される値と同じ型を指定します。今回は整数値を戻すのでint型と指定します。ここは文字列であればString型、戻すものがなければvoidを指定します。
return文はメソッドの終了も意味します。return文の下に処理を書いても実行されず、コンパイルエラーになるので注意しましょう。