まえがき
Unityを使ったVR開発は刻一刻と変化しており、ネット上には古くなった記事も多い。特にOpenXRに対応してから... という話は置いといて、今回は初歩の初歩!2023年12月にUnityでVR開発を始めて、実行するまでについて書いておこうと思う。
この記事でやること
この記事では、Oculus Quest 2とPCを接続し、Unityエディタ上で実行するところまでを解説。
実際にビルドして実行するよりも、PC接続でテストする方に手間取ったので、ビルドについては書かない。
Quest 2の準備
Oculus Quest 2(私のは古いのでMetaではない。)を開発者モードにしておく。なぜかスマホのMeta Questアプリからしかできないクソ仕様。このアプリが嫌いなので、次はMeta以外のHMDを買おうと思っている。
続いて、PCの方に関連ソフトを入れる。
一つは「Oculus」。PCVRモードでゲームする人は既に入れていると思う。
公式サイトからDL: https://www.meta.com/jp/quest/setup/
もう一つは「Meta Quest Developer Hub」
指示に従って初期設定をする。私はこれをダウンロードするだけで忘れていたので、エラーが出たw
DL: https://developer.oculus.com/downloads/package/oculus-developer-hub-win/
この辺はMetaの公式チュートリアルが分かりやすいのでおすすめ。ありがたいことに日本語化されている。
チュートリアル: https://developer.oculus.com/documentation/unity/ts-odh/?locale=ja_JP
あと、Quest 2を起動したらUSBなんとかを許可するか聞かれるから、許可しておこう。
VRテンプレート
UnityハブからVRテンプレートを開く。使用しているUnityのバージョンは2022.3.7f1。
かなり重いので、私のパソコンだと高確率で落ちるが、大体2回目で開くことができる。
VRテンプレートを開くと、サンプルが出てくる。少し前まではここまでお膳立てしてもらえなかったようで、この後コントローラー等の設定をする必要があったようだが、2023年12月現在はテンプレートを開いた状態で実行できる状態だ。
通常通り実行すると、Linkケーブルで繋いだQuest 2上でチュートリアルのようなものがプレイできると思う。
まとめ
現在は面倒な設定をしなくてもOpenXRでQuest 2を使える。これがこの記事で伝えたいこと。