インテリア化するアプリ
おはようございます、しなもんです。
日本でもついにVision Proが発売され、大いに話題になっていますね。
残念ながら599,800円(日本発売当時)というその驚愕の価格は、学生にとっては決して手に入れることはできない代物ですが。
新しいMRという市場が本格的に開拓されはじめたこともあり、アプリストアもどんどん面白いものが追加されていっているようです。
そんな中で、こんな記事を見つけました。
この記事では、空間コンピュータとしての価値について触れています。
もちろん、持ち運べる100インチクラスのPC用ディスプレイや、あるいは3Dコンテンツも楽しめるポータブルホームシアターを実現している点は大きな価値だが、果たしてそれだけで良いのだろうか。
その中で、MESON(メザン)の小林氏によるとある一文が非常に印象に残りました。
小林氏は、この感覚をわかりやすく「アプリのインテリア化」と表現した。
アプリはこれから平面に囚われなくなっていく。
実体を伴う形で、生活の一部になっていくのだ。
であれば、空間コンピューティング・MRにおけるアプリ設計は、
生活の一部として身近に置ける快適性と信頼性、言い換えれば家具・道具として配置する価値があるかが重要になっていくのではないか。
そんな未来を表すのに、この一言以上のものはないと思います。
インテリアには何が求められるのか。
ちょっと哲学的な問いになってきました。
私には苦手なので文明の利器に頼ろうと思います。いでよChatGPT。
プロンプトはこちら(GPT-4o)
これからの時代は、MRの普及によって
「アプリがインテリア化する」といわれています。
アプリはこれから平面に囚われなくなっていき、実体を伴う形で、生活の一部になっていくということです。
つまり、MRにおけるアプリ設計は、
**生活の一部として身近に置ける快適性と信頼性、言い換えれば家具・道具として配置する価値があるか**が重要になっていくのではないか。ということです。
これからはどのようなアプリがどのような表現で普及すると思われますか。
まず、家具や道具がどういうものなのか、改めて分析をし、それを配置する価値というものがどういうものなのかを説明しなさい。水平思考で複数の視点から考察し、まとめなさい。
この段落ではChatGPTが生成した文章を引用として記述しています。
そのため、正確性は保証されません。気になった情報は独自で確認することを推奨します。
家具・道具の持つ4つの価値と配置する価値
1. 実用性
家具や道具は、日常生活において実際に使用されるものであり、その目的に応じた機能性が求められます。
例えば、椅子は座るための快適さを提供し、テーブルは物を置くための安定性を提供します。
アプリとして、実用性は必ず確保するべき項目でしょう。
2. 美観性
家具や道具は、空間の美しさやデザインにも貢献します。インテリアデザインの一部として、視覚的な魅力や調和が重要です。
ユーザーにとって、どのようなUI・デザインが最適かを突き詰める必要があります。
3. 耐久性
長期間使用するための耐久性や信頼性も重要です。頻繁に使用される家具や道具は、品質が高く、壊れにくいことが求められます。
アプリで言うのなら、高いUXを維持することと、それを改善し続けることですかね。
4. 感情的価値
家具や道具には、使用者に特別な感情や思い出を喚起するものもあります。家族との思い出が詰まったソファや、長年使い続けているキッチン道具などが例です。
非常に面白いものが生成されました。私なら思いつかないと思います。
アプリに求められる感情的価値とは、いったい何なんでしょうね。
別のものに置き替えてもいいでしょうか。例えば天気アプリなら、地域の地形が映し出されることでそこに「地域愛」を見出すとか。
5. 配置する価値
(マークダウンのネストが深くなってきちゃいましたが、もう少しお付き合いください。)
1. 機能的価値
実際に使用される頻度や使い勝手の良さに基づく価値です。頻繁に使うものや、使いやすいものほど高い価値があります。
ウィジェットに近い感覚でしょうか。例えば私の場合、通学のために電車の遅延情報が気になるので、目に見える位置にウィジェットを配置しています。
2. 空間的価値
空間内での配置が適切であること。例えば、大きなダイニングテーブルは、広いダイニングルームに適しています。
これは文字通りでしょう。アプリのサイズ、規模も価値に繋がっていくというわけです。
もっとも、現実のインテリアと異なるのは、サイズはユーザーが自在に調整できるわけですが。
3. 社会的価値
家具や道具が家族や友人との交流を促進するものであること。リビングルームのソファやダイニングテーブルは、家族や友人との集まりにおいて重要な役割を果たします。
これが必要になってくるのはまだ先の時代でしょう。
なぜなら、今の空間コンピューティングはまだパーソナルな時代です。
追記
最初はそう思っていましたが、のちの「実際にこれらの視点からアプリを考える」の章で社会的価値の重要性にも気づきました。
パーソナルであるからこそ、物理的に離れた人と人を繋げ続けるために重要な項目だと思います。
4. 心理的価値
家具や道具が使用者の精神的な安定や満足感を提供すること。快適なベッドやリラックスできる椅子などが例です。
これは重要なヒントになってくる気がします。存在することでユーザーにメリットを提供できる必要があります。
実際にこれらの視点からアプリを考える
先ほど打ち出してもらった視点をもとに、アプリを考えてもらいました。
※項目が多すぎるので画像で失礼します。
プロンプトはこちら(GPT-4o)
MR時代におけるアプリの普及と表現という項目において、あなたが打ち出した「家具や道具の本質とその配置価値」を元に、それぞれのアプリを評価しなさい。
こちらの段落でもChatGPTを利用します。注意点は先ほど述べた通りです。
1. 家庭内でのデジタルアシスタント
おしゃれなTodoリストなどがあったら、これが該当するでしょうか。
感情的価値の項目が非常に興味深いです。
2. 教育・学習ツール
空間的価値として、「物理的な教室や教材を仮想空間に置き換える」という機能を挙げているのが面白いです。
未来の受験生はこういう場で勉強するのでしょうか。
そもそも未来に受験という概念はあるのだろうか...?
3. エンターテインメントアプリ
正直なところ、このジャンルのアプリは既に多いように思います。
もしかしたら潜在的に「インテリア化することに成功している」から人気なのでしょうか...?
4. 健康・フィットネスアプリ
これも増えてきたジャンルの一つでしょう。
社会的価値で挙げられているものとして、例えば、遠く離れた友人同士で競えあえるようなフィットネスアプリがあれば大いに当てはまるのではないでしょうか?
5. ショッピングアプリ
あらゆる価値においてバランスが良いと思いました。
このジャンルも今後大きく発展していくでしょう。
所感
この記事では、"インテリア化"するアプリをテーマに、空間コンピューティング・MRの時代のアプリ設計を考えてみました。
しかしながら、やはり具体的にインテリア化するアプリというものがどういうものなのか、
その答えはまだ誰にも分からないと思います。
でもちょっとだけ、未来を見ることができた気がします。
空間コンピューティングが完全に普及した世界では、いったいどんなアプリが生活の一部となっているのでしょうか?