おはようございます、しなもんです。
インターネットの世界において、ウェブサイトの住所となるのがドメインです。
そのドメインを構成する重要な要素が、トップレベルドメイン(TLD)です。
一般的に「.com」や「.jp」として知られるTLDは、実は数え切れないほど存在します。
世の中にはまだあまり知られていないTLDもたくさんあります。
- .dad(父)
- .foo(Googleが持つ開発用TLD)
- .ing(eat.ingのように、英単語動詞にバリエーションを付けられる。Google所有)
- .mobi(モバイル端末に対応したサイト専用)
- .pro(特別な申請が必要らしい)
- .shiksha(ヒンディー語で「教育」)
これらのように変な?TLDがたくさん選べる現代において、選ぶときの注意点をまとめました。
SEOについてGoogleの見解
Q: 新しい gTLD は検索に影響しますか?Google は、新しい TLD が有利になるようアルゴリズムを変更しているのですか?検索において、新しい TLD はどの程度重視されるのですか?
A: 基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。
新しいgTLDというのは、「技術的・財務的な要件を満たす組織が新しいgTLDの創設を申請できる仕組み」で誕生した新しいTLDのことです。
具体的には、.music
や.love
などが挙げられます。
Googleは、これらのTLDについてSEOには関係が無いと主張しているということです。
つまりは基本的にgTLDならSEOに影響はないという判断で大丈夫でしょう。
ただ、ccTLD(.jp
などの国別ドメイン)はSEOに関連するようです。
TLDによっては大きな問題がある
迷惑メールに飛ばされる
.xyz
なんかは迷惑メールに分類されてしまうことが多いようです。
リンクがブロック・ファイアウォールに引っかかる
TLDによっては、FacebookなどのSNSやRedditなどのオンライン掲示板でリンクがブロックされてしまう事例があるようです。
お手頃なドメインはスパム業者に使われがちということです。
SEO
先ほどGoogleの見解で述べた通り、TLDによるSEOへの影響は限定的と考えられています。
しかし、.comや.jpなどの主要なTLDの方が、検索エンジンに有利とされる意見もあるようです。
費用
TLDによっては、取得費用や維持費が高額な場合があります。
費用面で選びたくなっちゃうけど...
.tkや.mlなどの無料TLDも存在しますが、認知度が低く、信頼性が低いと判断される可能性があります。
実際、容易に取得が可能という点から、フィッシングサイトなどの温床となっています。
(実際に不正利用が絶えなさすぎてMetaがレジストラを訴えた事例がある)
トラブルにあわないために(まとめ)
金銭面やジャンルで考えることも重要ですが、
やっぱりTDLは.com
, .org
, .net
など人気で安定したドメインを選んでおけば間違いない気がします。
また、.ing
, .ai
などベンチャー企業が多く使っていたり信用できるレジストラのドメインも良いと思います。
.xyz
などの格安ドメインは避けるべきです。