盛大な前振りその1
おはようございます、しなもんです。
珍しいトピックに挑戦してみます。ライフプランについての記事です。
転職系や就職系は、社会人の皆さんが書いてくださっているので、
珍しく高校生目線でのライフプランでも書いてみようと思います。
とはいえQiitaというのは再利用性・汎用性の高い情報が集まる場ですので、
皆さんにとっても役に立てるような記事を頑張って書こうと思います。
高校生アピールはあんまり好きじゃないのですが
この記事を誰かが読んで、何かしら解釈してくれるなら、書く意味があると思います。
また、これから書く以下の文は全て主観的なものですので、すべてが確定的なものではないです。
あくまで一個人としての意見として読んでいただければ幸いです。
盛大な前振りその2
wiki的な解説ですが、ライフプランというのは、
人生における目標や価値観に基づいて、将来の生活を具体的に計画することです。
目的としては以下の通りです。
- 将来への不安を解消する
- モチベーションを高める
- 経済的な安定を築く
- 充実した人生を送る
私の世代から情報という科目が必修になりました。
おそらくきっと受験でも使うことになるでしょう。
日本全国でそうなった以上、エンジニアもしくはエンジニアに近しい知識を持つ人材も
相対的に増えると思います。多分。
そんな中で、私たちがなるべきことは何か、業界がなるべきことは何か、
今起きていることをライフプランという視点を中心に書いていこうと思います。
気づいたら情報科に飛び込んでいた
簡単に今までの話をさせてください。
中学生になったとき、ちょうどコロナが流行し、入学式もなくなって半年の休校が始まりました。
その期間があまりにも暇だったので、人生で初めてパソコンに触れました。
当時最初は3DCGや動画編集をメインに楽しんでいました。
PCゲームにも初めて触れ、ネット上では多数のコミュニティに参加することができました。
そうしてあっという間に1年が経ち、中学2年生の10月に初めて、Pythonと出会うことになります。
その話は以下の記事で書いたので省略します...
そうしてなんやかんやあり、動画編集時代も含め、元からクリエイターとして活動したかった私は
「誰かが望んでいる・使ってくれるコンテンツ」を作る楽しさを知ってしまったのです。
中学3年生になった私は、経験乏しいながら公立で情報科がある高校を選び、
エンジニアの楽しい沼に片足を突っ込むことになりました。
ちなみに、現在何をしているかとかの自己紹介はGithubのreadmeに書いてるので、
気になった方がいればそちらを...!
高校で今どんな学びが展開されているのか
前述した通り、これから述べることは情報科で経験したことですので、
全ての高校で以下の教育が行われているとは言えません。
もちろん同じ情報科でも、地域差とかもあると思います。
ですが、一般的な公立校ではあるので、本質的な部分は変わらないと考えます。
普通科の話
普通科にいる同級生から聞いた話です。
数年前がどうだったのかは知りませんが、Pythonは必修で習い、半数以上の生徒が書けるようになっています。
Javascriptを習う高校もあるようです。
1年生の夏頃には、自己紹介のHTML+CSSページも宿題として書いていました。
教科書を借りて読んでみたのですが、
問題解決の考え方はもちろん、量子化の話やオブジェクト指向、シミュレーション、データベース系の話も含まれていました。
もはやちょっとした基本情報技術者レベルの内容が資格ではなく授業として普通科で行われるレベルなのです。
そしてこれも高校によると思いますが、ChatGPTは普通に使います。
中にはそれを駆使して0からwebアプリを作る人もいます。独学で。
簡単なwebサイトくらいなら作れる人はこれから沢山世に出ていくでしょうし、
私のようにエンジニアを楽しんでる人も増えていくでしょう。
とはいってもエンジニア育成学校ではないので、
フレームワーク関係やサーバーの構築とかはさすがにやらないです。
ですが、前述した通り知識は身に着けていく人が増えるので、
その中から意欲のある人が独学を始めるかもしれないのは簡単に想像できます。
プログラミングの独学は0から1は大変ですが、1からは簡単だと思います。
これから卒業していく生徒はみな、この1を持っている可能性があるのです。
情報科の話
じゃあ情報科は何をしているのかと。
正直授業は普通科と比べれば大したことはやっていません。
pythonでアルゴリズムやったり、jqueryやfirebaseでwebアプリつくったりなどです。
その代わり、自主性がある生徒は無限にエンジニアとして遊べます。
情オリやコンテスト参加、文化祭でのアプリ開発、
そして何よりそれらを技術面で支えてくれる教師陣
情報科、好きな人は楽しいですよ。多分。
ちなみに、文化祭についての記事はこれです。楽しかったよ。
この記事を読んでいる中学生の方、是非自信をもって進路調査票に情報科と書くのだ!
【本題】どんなライフプランを築くのか
本題です。私が思っていることを勝手に書こうと思います。
ライフプランというか進路の話なのですが、ずっと迷っています。
大学に進学して情報をしっかり学ぶべきか、
それとも早めに就職して実務経験を積むべきか。起業という選択肢も魅力的です。
もちろん推奨されているのは大学ですが、受験をしたくない...
現在は学生向けに起業する制度がかなり整ってきていると感じます。
大学に通いながら、活動を行っていくのが一番良い気がします。
(なんでこんなにあやふやなのかというと、どちらかというとクリエイター志望なので
情報を徹底的に学ぶ!という決断ができないのです)
そんな中ではありますが、この夏、とあるベンチャーIT企業でインターンシップを経験させていただく予定です。
実際の職場環境を体験し、プロのエンジニアの方々と働くことで、自分の適性や今後の方向性がより明確になるのではないかと期待しています。
ライフプランを考える中で業界の皆さんに伝えたいこと
第二の本題です。若造の書くめちゃくちゃ生意気な文章だと思いますが、許してください。
これから、私のような高校生は(少なくとも私は)大手のような形式的でマニュアル的な会社に行くことは減っていき、
ベンチャー企業にたくさん就職していったり、むしろ起業したりする人が増えると考えています。
それぞれに理由はあると思いますし、未来のことは何ら分からないですが、
SNSの普及、先輩方の話、AIや技術の進歩など、私たちは明らかに技術に触れることが多くなっています。
そんな中で、私たちが選ぶ道は(少なくともエンジニアとしてであれば)
何か面白いことをしている企業、活動などだと思います。
大手のように形式化された仕事をする人は減ると思います。
なぜなら前述した通り、これから高校を卒業していく高校生はみな
1を経験しているから。
1を経験して次にやることは何か?
自分から1を次に進めるために挑戦を始めるから。
形式化された仕事では、そんな挑戦はできないから。
新しい言語、使ってますか?
新しいフレームワーク、触ってますか?
新しい技術、活用してますか?
新しいものが何もかも良いわけではないですが、そのような場で挑戦できるというのは、
これからを生きる私たちにとって魅力的なものだと思うし、
一緒に挑戦して頂けるエンジニアたちと活動したいです。
皆さんも挑戦的なライフプラン、考えてみませんか?
非常にわがままな文章ですが、本音はこういうところです。
どうしようめっちゃ否定的なコメント来ちゃったら
最後に
ただ単に私のライフプランを連ねても何も面白いことはないので、
であればQiitaの理念通り、汎用性の高い情報が書ければと思って書かせていただきました。
私は凄いタイミングに生きていると思います。
生成AIの爆誕、AR+MR技術の通過点、
GIGAスクール構想をはじめて目の当たりにしたのも私たちの世代ですし、
情報という教科が必修科目になり、大学入学共通テストで「情報」を初めて受けるのも私たちの世代です。
そんな中で、いま高校生が何を経験しているのか、エンジニア業界にどのような影響を与えるのか
ライフプランという話を中心に、業界の皆さんへ伝えたいことを書いてみました。
少しでも思うことがあれば、是非コメントを待っています。
皆さんの話を聞いてみたいです。
最後にこんなことを書くと「終わり良ければ総て良し」にならない気がしますが...
エンジニアについての記事を書きましたが、
私はクリエイター志望なのでたぶんこの道に進み続けるかは分からないです。
いろんな道を探りながら進んでいきたいです。
追記
こちらの記事読みました...。
私の言いたかったことが人材育成/基盤の構築支援をしている方の目線で書かれています。
SNSの台頭で同世代の活躍が可視化された結果、焦燥感のようなものが生まれているのも要因と言えますね。
これに非常に共感です。周りにもたくさんいます。
感想を全部書こうと思うとそれだけで1記事書けそうなので省きますが、
まさにこの傾向は今後増えていくと思います...。