IM開発備忘録

IMのドキュメント内にあるパラメータをまとめてみるその1

画面アイテム「関数」や前処理・後処理プログラム、アクション設定の条件式として、システムパラメータを利用することができます。

Formaは高速かつバグが少ないという強みがある反面、
複雑な要件に標準で対応しきることができないこともある。

LDやカスタムスクリプトで複雑な処理を実現するにはFormaを構成している様々なデータが必要だったりする。
ということで覚えておくべきFormaを支えるシステムパラメータを紹介。

システムパラメータは使いようによってはIM側が想定していない要件や処理も実現可能です。自己責任での使用をお勧めします。

そのまんま。アプリケーションIDを取得。
似たようなアプリがめちゃくちゃ増えたりするので、「アプリによって処理を分けたいｗ」みたいな無理目な要件も実現できる。

アプリケーション種別・BIS作成種類を返却。

PCかスマホで表示しているか教えてくれる。
とんでもなく便利。

一つのアプリから複数のフォームへ枝分かれする要件などで絶大な効力を発揮するパラメータ。
フォームを一意に特定できる。

フォームIDと同じ

アプリ展開時に自動採番される。
登録内容を一意に特定するもので
Forma開発者なら必ずお世話になるパラメータ

まあまあ便利。フォームごとで処理を共通化するときにこいつを持たせておくだけで途端に柔軟なLDが組める

IM-FormaDesigner が画面作成毎に一意で作成している値を返却。

「WF申請書再利用」から申請した場合、再利用元の案件の「データ登録ID（insertID）」を返却。

これは本当によく使う。
登録、更新、参照すべて同じアクションが動いたりする場面もあるので
こいつが制御してくれるのが本当に助かる

フォーム遷移（imfr_m_transition）の遷移ID（transition_id）の値を返却。

画面表示時の登録データのバージョンを返却。
更新時にDB登録値と異なる場合、排他制御によるエラーが発生。