SDXC64GBのSDカードが届いたのでRaspberry Pi 3の導入に挑戦してみました.
今回はRaspberry Pi 3のセットアップを中心に,OSのインストールと日本語設定までを説明します.
##ハードウェア
- Raspberry Pi 3 Model B
- Samsung microSDXCカード 64GB EVO Plus Class10
その他,必要なもの
- micro USBケーブル
- マウス
- キーボード
- HDMIケーブル
- LANケーブル
##手順
###1.SDカードのフォーマット
Raspberry Pi 3にOSをインストールするためにはFAT32でフォーマットしたSDカードが必要です.
通常SDカードのフォーマットはWinやMacに標準搭載されているフォーマットソフトで行いますが,32GBより容量の多いSDカードはMacやWinで普通にフォーマットしてもラズパイで認識されません.
なので,私はWinのサードパーティソフトの「guiformat.exe」を用いてSDカードをFAT32にフォーマットしました.
※下のサイトの外観を載せました.真ん中の画像をクリックするとexeファイルのダウンロードが始まります.
###2.NOOBSからダウンロードしたファイルをSDカードにコピー
NOOBSにアクセスしてZIPファイルをダウンロードします.
###3.OSのインストール
インストール時に選べるいくつかOSがありますが,今回は「Raspbian Jessie with PIXEL」を選択
###4.日本語表示と日本語入力の設定
OSのインストールが終わったらまずは日本語表示の設定を行います.
「Menu>Preferences>Add / Remove Software 」に移動し「Japanese TrueType font set, Takao Fonts」の日本語フォントのインストールを行います.
次に地域設定です.「Menu>Preferences>Raspberry Pi Configuration」に移動し以下の通りに設定を行います.
「Locale」:「ja(Japanese)」「JP(Japan)」「UTF-8」
「Timezone」:「Asia」「Tokyo」
「Keyboard」:「Japan」「Japanese」
「Wifi Country」:「JP Japan」
地域設定適用後に再起動されます.その後,Mozcをインストールし日本語入力を適用します.
LXTerminal(端末)を起動し以下のコマンドを入力します.
sudo apt-get install ibus-mozc
インストールが終わったら画面の右上にある入力モードをクリックしMozcを選択することで,日本語入力が適用されます.
##64GBSDカードのフォーマットにハマってしまい,予想以上に時間がかかってしまった.でも,それ以外はわりとスムーズに進んだ!