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フロー共有した人のOneDriveの中でExcelを読み込む

Last updated at Posted at 2023-09-24

Automate_logo (2).jpg
下記のようにExcelファイルをOne driveの中に置いてデータ読み取りをするフローを作成し
共有をするとエラーが発生してフローはこけます。
image.png

学び始めにやりがちなことですね。

これはなぜかというと、規定で表示されている【OneDrive】は
フロー所有者のドキュメントライブラリが指定されているからです。
なので、ここは動的になるようにカスタム値に変数などで指定してあげる必要があります。
image.png

どうやってドキュメントライブラリのIDを抜き出すか

ドキュメントライブラリのIDの取得方法は色々ありますが、
今回はパスによるファイルのメタデータの取得というアクションを使用しているので、
その中のID、またはファイルロケーターの.(ドット)以前がドキュメントライブラリのIDなのでそれを抜き出します

ファイルロケーターの中身はこんな感じです。ここは毎回変わるので参考程度に
"b!iQo7tRtGJUuWnIKRSWuie15eoRkWdfdIm0IN9wQOpW_htF2vnX7LRaKTSAcWX0i_.01JAGVXCMH2PVLDMV3MRDJZ5FUMFYKORDU"

Slice関数を使用して、.以前のドキュメントライブラリIDを抜き出し変数に入れます
データはObjectの状態なので一度、作成アクションに吐き出します。
(作成を使わない場合は後続の関数にString関数を足さないといけません)。

image.png
image.png

Slice関数で.(ドット)以前を抜き出します
slice(outputs('作成'),0,indexOf(outputs('作成'),'.'))

ついでに場所も指定しておく

場所も、指定しておきましょう
こちらは簡単で変数にmeと入力するだけです。
image.png

こんな感じです。
おまけですが、動的にデータを取得するには
下記のようにファイルにはメタデータの取得で取得したIDを入れます。
テーブル名はIDじゃなくとも、文字で読み込みます。
image.png

無事データを読み込めました。
image.png

ダウンロード.png
主に開発に携わっているChisato_momです

PowerAutomateは現在あるRPAの中でも設計の自由度および価格で
中小企業にとっては強い味方だなと思っています。
娘と一緒にRPAを勉強しようと思い、楽しく勉強できるように
Power Automateくんの絵を添えました。

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