下記のようにExcelファイルをOne driveの中に置いてデータ読み取りをするフローを作成し
共有をするとエラーが発生してフローはこけます。
学び始めにやりがちなことですね。
これはなぜかというと、規定で表示されている【OneDrive】は
フロー所有者のドキュメントライブラリが指定されているからです。
なので、ここは動的になるようにカスタム値に変数などで指定してあげる必要があります。
どうやってドキュメントライブラリのIDを抜き出すか
ドキュメントライブラリのIDの取得方法は色々ありますが、
今回はパスによるファイルのメタデータの取得というアクションを使用しているので、
その中のID、またはファイルロケーターの.(ドット)以前がドキュメントライブラリのIDなのでそれを抜き出します
"b!iQo7tRtGJUuWnIKRSWuie15eoRkWdfdIm0IN9wQOpW_htF2vnX7LRaKTSAcWX0i_.01JAGVXCMH2PVLDMV3MRDJZ5FUMFYKORDU"
Slice関数を使用して、.以前のドキュメントライブラリIDを抜き出し変数に入れます
データはObjectの状態なので一度、作成アクションに吐き出します。
(作成を使わない場合は後続の関数にString関数を足さないといけません)。
slice(outputs('作成'),0,indexOf(outputs('作成'),'.'))
ついでに場所も指定しておく
場所も、指定しておきましょう
こちらは簡単で変数にmeと入力するだけです。
こんな感じです。
おまけですが、動的にデータを取得するには
下記のようにファイルにはメタデータの取得で取得したIDを入れます。
テーブル名はIDじゃなくとも、文字で読み込みます。
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