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孤軍奮闘したPower Automate、その後。

Last updated at Posted at 2022-12-12

この記事は、Microsoft Power Automate Advent Calendar 2022 13日目(2022/12/13担当分)の記事です。

みなさま、はじめまして。
"Qiitaで初記事、初アドベントカレンダー"という無謀をやってのける、勢いだけで生きているアカウント。チレットです。
(Markdown記法、わからん。ので、ほとんどHTMLで書いてますw)

さて、本題。後日談の始まり。

今年、Japan Power Platform Conferenceというコミュニティオンラインイベントにて登壇をさせていただきました。
まさかの初日Keynoteの直後という、罠のような凄まじいプレッシャーに襲われながらも何とか登壇を済ませました。もしスライド内容にご興味ありましたら、こちらのYouTubeと資料リンク置いておきますね。

登壇のYouTube
登壇資料

登壇では、ひとりで学習するステップと、仲間を増やす過程(=社内コミュニティ結成)をお話ししました。で、その時にはまだコミュニティ立ち上げたばかりの頃。
ちょうどメンバー募集をかけて数日の時点での登壇だったので、あまり発表できることがなかったんです(泣)

奇跡的なチャンスが巡ってきた?!

11月にちょうど、同じようなコミュニティが会社のグローバルチームでも立ち上がったんです。
もともとグローバルのIT啓蒙コミュニティに所属していたこともあり、チームに招待されて参加。
そこで日本社内の専門チームとコネが繋がったんです!!しかも、先方から声をかけてもらえた。
「あなた、Power AutomateやPower Platformを広める活動してるんだって?僕たち専門チームでもちょうどサポート活動を広げようとしてたんだ。話をしないかい?」

はい??タイミング、良すぎませんか??

別途時間をとっていただいてお話を伺ってみると、より広めるためにどうしようか、というところで煮詰まっていたところに私の部門のコミュニティの話がやってきたので、非常に興味をもってもらえたようです。
いろいろと話をしてみると、完全にフルタイムで開発をしている方たちでPower Automate/Apps、UIPathの開発をしている人たちのようです。

専門チーム:自分達の存在をアピールするチャンス
私たち:素人の集まりにエキスパートを呼び入れるチャンス

あれ?これ、俗にいうWin-Winってやつですよね???

乗るしかない、このビッグウェーブに!!(ネタが古い)

すぐにそのチームにサポートをお願いし、チームの方もIT部門内の承認を得ていただき正式にサポートが得られることになりました!!

さっそく打ち合わせをして方向が見えてきたぞ

自分が当初思ってたのは、メンバー内にAutomateを使ってる人たちもいるので、その人たちからの事例紹介や、困った時の問い合わせチャネルとして機能させようと思ってたんですよね。
でも、1ヶ月くらい経っても投稿は増えないし、基本的に他の人は受け身。まぁ予測はしてましたよ。そんなもんだ。(知ってた)
で、専門チームの人とようやく顔合わせという名前の打ち合わせを12月に入ってからしたところ、専門チームとしての見解やアドバイスがもらえる。

チーム「Power Automate(Cloud)でもいいですけど、フローが動いている感じが実感できないのでPower Automate for Desktop(※専門チームの人はPADと呼んでた)が最初のハンズオンに向いてるでしょうね」
「クラウド版のAutomateのほうがテンプレートも多いのに、あえてデスクトップ版なんですか?」
チーム「デスクトップのほうが勝手にファイルが開いたり閉じたり、何か書き込んでる動きが見えるでしょ?そのほうが自動化してる!って実感を得やすいんですよ」

なるほど。
人は視覚から80%近くの情報を得る、とも言われていますし、実感や自分でもできた、という感覚を得るにはあってるかも。

となると。
PADで簡単なハンズオンワークショップ→Automateのテンプレート改変→自分達の業務での改善…の順番がいいのかなぁ??

「いえ、そもそも自動化が何でもやってくれる、って誤解をされる方が多いので、それを早めに解いた方がいいです。なので概念や自動化する意義を知っておくべきですね」

めっちゃ勉強になるんですが。

ということで、来年からはこの専門チームと相談しつつ、さらなる規模拡大に向けて動きます。
ハンズオンワークショップ、概念の勉強会、そしてAutomateチームとの窓口としての活動も含まれます。
専門チームの正式サポートもついたことで、業務時間内での活動も許可がもらえそうです。(歓喜)
専門チームの目指すサポート範囲は日本全体にこの活動を広げることなので、私が立ち上げたこの小さい社内コミュニティも"規模拡大の足がかり"として大きくなっていくことになる予感です。

動いていると誰かが見てくれるという説

今回の話はまるで何かが仕組まれていたかのようにトントン拍子で進んだので、不思議な感じでした。たぶん、これを読んでくださる読者さんが「またまたー。あらかじめ仕込んだでしょう」と思っても当然なくらいです。ノンフィクションやで。。。
でも、思ったんです。

今年JPPCに登壇する前に社内のITイベントの登壇の話が沸いた時も、グローバルチームでの活動(いろいろと質問したり、自分のTipsを投稿したり)を運営メンバーが見ていてくれたので声がかかりました。

今回の社内コミュニティが正式サポートを得られたのも、やっぱりグローバルコミュニティの初回であれこれ質問をしていて目に見える形で動いていたから、気に留めてもらえました。

どれも、自分だけで内に閉じこもっていては得られなかったでしょう。
やっぱり質問であっても、簡単なTipsでも何でもいいから自分の外側へアウトプットをしていくことは、何かにつなげたりする力になります。

私はもう孤軍奮闘じゃなくなりました。

部門の仲間が増えて、さらに専門チームのサポートという後ろ盾までもらえました。
逆に、この活動の退路が閉ざされた、とも言い換えられるのかもしれません(笑)。でも、2025年にローコード/ノーコード環境がさらに発展していくだろうというMicrosoft社の考えをベースにすれば、退路のことを考えるよりも、前向きに進んでいく方向に進みたいなぁと思います。
上司から
「チレットは、未開の場所をずんずん進んでいくタイプだよね」
と言われていますが、たぶんナタを振り回して草ぼうぼうの荒地を刈りながら突き進むイメージなんでしょうね。間違ってない気しかしない(確信)。

ざーっと勢いで書いてしまったアドベントカレンダー記事でしたが、これを読んだどなたかが、また自分の中から外へ踏み出す一歩になったら嬉しいなぁ。
また1週間後には別の記事でお会いしましょう! 
本日の担当、チレットでした。(終)

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