はじめに
定義
- キックオフMT: プロジェクトを開始するにあたり前提となる決め事や認識の擦り合わせを行う場
- 小規模プロジェクト: 2~5人程度で行うプロダクト開発。(業務ではない)
背景
この度、知人(Xアカウント)とアプリケーション開発を開始した。
一人で行う制作・開発と異なり、人と協同するにあたっては少なくとも共通認識を持っておかないといけない事柄がいくつかある。それを共有するキックオフMTを先日行ったので、本記事では個人的にそのMTを振り返る。
MTはプロジェクトキックオフのアジェンダを参考に、あらかじめ議題をなんとなく決めておいた。「小規模プロジェクト」を前提に置いたとき、必要なアジェンダ、別に必要なさそうなアジェンダをまとめる。
議論・共有すべきアジェンダ
1. 目的
絶対に必要。個々人のモチベーションを知っておくことで不要な軋轢は避けられるし、何かあったときに立ち返る基準となる。
我々は、お互いの得意分野を共有することで視野を広げることや、音楽の価値を高めるということを目的に置いた。(音楽系のアプリケーションを作るため)
2. 目標
目指すものがあれば頑張ることができる。強制されない個人レベルでの開発になるため、モチベーションを保っておきたい。
まずはリリースすることを目標に。本業の収入を超える収益を上げることを野望にした。(ハングリー精神大事)
3. スコープ
目標設定に絡んでくるため必須。何を以て完成・完了とするか(成果物の定義)、QCDの優先順位は擦り合わせておくべき。
納得したものをリリースしたいためQを最高順位に、学習にお金は惜しみたくないためCを最低順位に。
4. スケジュール
納期が決まっていないとダラダラしてしまうためお尻を決める。加えて、コンスタントに進捗や課題を話し合う場を設けることを取り決め。
本業などの兼ね合いもあるため定例化せず、毎回のMT最後に次回予定を決める方針でとりあえずは確定。
必要ではないかもしれないアジェンダ
1. コミュニケーション
あえて議題として取り上げなくてもよかったかなと感じる。(元々利用している連絡ツールを使っているため)
定例会とかの取り決めをするのであれば、ここに入ってくる?
2. 管理方針
Notionでタスクや仕様を共有しよう程度のお話はした。
資料をちゃんと作成したり進捗をかっちり管理することは、もちろん良いことだしいずれ必要になってくるとは感じたが、仕事ではない開発や学びを目的としたプロジェクトにおいては優先度は低い。
おわりに
これを投稿することで逃げ道を無くしているという側面もある。
これからがんばるぞ。