Fritzingは良い。
- ブレッドボードのイメージを手軽にかける。部品の下にジャンパー線を這わせる必要があったとき、実物をボードから抜き差しせず試せる。
- ブレッドボードから基板化するときパターンや部品配置を決定する支援をしてくれる。基板の裏表ビューがあるので部品の方向をまちがったりしない。
けど、汎用部品はたくさん登録されているが、新しめな部品、特に秋月電子で売っている部品は登録されていない。
でも登録しないとちゃんとしたブレッドボードイメージは書けないし、基板イメージも作れない。部品の寸法やピンの並が重要になるからだ。
部品の登録は誰かが作った.frpzファイルをダウンロードしてきてインポート出来るが、誰も作ってない部品の場合はどうするか。
作るしかない!!
ここでは、Fritzingの部品の作り方のコツと、自作した部品データを公開したい。
#部品の作り方のコツ
部品を作る基本は、以下のURLにとても詳しく書かれている。なのでまずこのURLを読もう。
https://jumbleat.com/wp-content/cache/all/2017/01/18/making_custom_parts_fritzing//index.html
その上で、上記URLで学んでも以下の点はつまづきやすいので注意しよう。
- 文字はアウトライン化する。Inkscapeのメニュー「パス」->「オブジェクトをパスへ」でアウトライン化出来ます。
- SVG形式のファイルをFritzingに読み込んでもピンがリンクしない場合は、Fritzingで素直にピンを紐づけるのが早い。
- 次のようなエラーが出たら、お絵かきツールのInkscapeにて、「copper1」以下を削除する。
#作った部品の披露
- 秋月電子通商の 超小型シリコンマイクモジュール SPU0414HR5H-SB使用
- 秋月電子通商の 8ビット双方向ロジックレベル変換モジュール
- 秋月電子通商の マイコン内蔵RGBLEDモジュール
- マイクロテクニカの WiFiモジュール(ESP-WROOM-02) ブレークアウトボード Ver.2
の部品を作ってみた。
リンクをクリックするとダウンロードできるので使ってみてほしい。
※パーツの絵はDEKOさんのページのデータを一部使わせていただいております。