はじめに
こんにちわ、Mitsuoです。
毎年12月になると盛り上がるQiitaのAdvent Calendar、まさか自分が参加するとは思ってなかったです。
素敵な機会をくれたみちのすけくん、ありがとうございます。
技術ブログを書くのか、はたまたポエム的なものを書くのか、色々と迷いましたが、今年11月に開催された「技術書典17」にサークル出展者として参加した時の話を振り返ります。
技術書典とは?
テックベース合同会社にて運営されている「技術者向けの同人誌イベント」です。
技術者版コミケと言われたりもするそうです。
公式サイトのヘルプセンターでは、以下のように説明されています。
技術書典(ぎじゅつしょてん)は新しい技術に出会えるお祭りです。
技術書典は「いろんな技術の普及を手伝いたい」という想いではじまりました。
技術書を中心として出展者はノウハウを詰め込み、来場者はこの場にしかないおもしろい技術書をさがし求める、そんな技術に関わる人のための場として我々は技術書典を開催しています。
どのような本が出品されているかは、技術書典の公式サイトを見てもらえれば一目瞭然ですが、WEB開発、インフラ、組み込み、生成AIなど技術に関する内容であれば基本問題ないです。
なお、2024年11月開催分が17回目のようです。
出品内容
タイトル
今さら聞けないAWSサービスのお話(CloudFront/Route53編)
サークル名(出品者)
SawaDとMitsuo
「CloudFrontとRoute53を初めて学ぶ方に向けた、実践的でやさしいハンズオンガイド」です。この本では、AWSマネジメントコンソールで簡単なWEBサーバの構築をサポートします。また、IaC(インフラリソースのコード化)や、Amazon Athenaによるログ分析を学ぶことができます。
同じ会社の先輩である澤田 健さんと共著したものです。
監修者
内容レビュー
表紙のイラスト
ちゃんかよさん(Mitsuoの高校時代の友人)
友情出演(裏表紙)
- スズケンさん
サークル出展の動機は?
達成感であったりモチベーションを得たかったためです。
私はシステムエンジニアとして働いていますが、どうしても技術的な要素を「仕事の一環」として捉えてしまいます。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、知的好奇心がとても大事だと思っていて、私はどうしても仕事の2文字がチラついてしまいます。「周りの人達は好きな事を仕事にしている、自分は仕事だからやっている、そして適性もない」と本気で思っています。
ただ、AWSサービスを触ってアウトプットしたり、システムの仕様を理解した時に「楽しい!」とは感じるんですよね。
技術書典では技術好きが沢山いらっしゃるので、今回のイベントを経て何か得るものがあるのではないかと考えました。
そこで、同じ会社の先輩である澤田さんに相談した所、一緒に出展しようかと言う話になりました。
出展に向けて
今年は5月と11月の計2回開催され、元々は「技術書典16」に出品する予定でした。
しかしながら、澤田さん、Mitsuoの双方とも仕事が多忙で時間を確保できず見送りしました。
哀愁漂うツイートが今となっては良い思い出のなのでシェアしておきます笑。
しばらくして「技術書典17」のアナウンスがあり「今度こそ出品しましょう!思い出作りにもなるし笑!」というので動き出しました。
それからはとんとん拍子で、とりわけ何もなく澤田さんと一緒に執筆を進めました。
今回、初学者向けの方にAWS上でWEBサーバを公開したり、CloudFrontとALBのアクセスログをAthenaで分析してみるハンズオンの手順を用意したのですが、対象読者へ的確に内容が伝わるかどうかをかなり気にしています。
そのため、監修者の方に表記の揺れやハンズオン内容のドライランを実施していただきました。より分かりやすくいものができたと思っています。
イベント当日の話
11時から開場だったので、10時半ごろに現地入りました。
大きな看板やテーブルクロスなどを準備されている出展者の方もいて、沢山の気合を感じつつ自分達は最低限の準備だけしてイベント開場に備えます笑。
イベントは盛況で、沢山の方とお話しする機会がありました。
駆け出しのインフラエンジニアの方だけでなく、アプリケーションエンジニア、営業のような、普段WEBサーバを構築しない方が興味を持ち購入してくださったのはとても嬉しかったです。
「世の中はサーバレスに向かっているのになんでEC2を使うんや?」と言いつつ購入してくださったフロントエンドエンジニアのおじさん、ありがとうございました。お話楽しかったです笑
また、知り合いのエンジニアの方が声をかけてくださったり、はたはたさんが一緒に販売を手伝ってくれたりと終始楽しいものになりました。
みのるんさんもありがとうございます!
イベントの感想
様々な層の方と交流をすることが出来て本当に素敵な経験になりました。とても刺激をいただきました。
オフラインイベントにとても魅力を感じていて、自分達が作ったものを自分の手で販売し直接「ありがとうございます」と言ってもらえることは中々経験できないです。
初めて書籍が売れた時は少し目頭が熱くなりました。
正直なところ、前回の様に、また完成させれないのではないかと心配だったのですが、澤田さん、監修者のたなあきさん、はたはたくん、そしてスズケンに色々と協力いただき無事に出展することができました。とても心強かったです、ありがとうございました。
また、書籍を出版されている方へのリスペクトが生まれました。
実際自分で書いてみないと分からないものがあります。書籍となると、全体の骨子をどうするか、内容が本当に正しいのか、分かりやすい文章を書くにはどうすれば良いのかと言うのをより意識する必要がありました。技術ブログだとそういう意識が生まれない、という訳ではないのですが、書籍になると「販売」なので、かなり気を遣います。
澤田さんへ
イベントから1ヶ月半ほど経ちましたが、改めてサークル出展、お疲れ様でした。
澤田さんとこうやって書籍を執筆できたこと、思い出が作れたこと本当に感謝しています。
来年の技術書典もお互い忙しくなければ一緒に出店しましょう!もちろん今さら聞けないシリーズで!
澤田さんの優しさは周りの人達を幸せにします、これからもよろしくお願いします。
おまけ
書籍を購入してくださった方にお詫びをしないといけないのですが、Terraformコードの提供がまだできていないので冬休み中に作ります。ほんと申し訳ないです・・・