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CLEAM MEAT 読んでるメモ

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#3 SCIENCE TO THE RESCUE

まとめると
・肉食が制限された原因で政治的な問題まで発展(Widespread Meat Famine)
・また現在地球上で冬季でも凍らない土地の4分の1が放牧地、3分の1が牧草地になっているため、「土地が足りない/足りなくなる」という問題はシビア。
・緑の革命でノーベル平和賞を受賞したボーローグにより人口増による飢饉問題が警告されていた
・いまのところ飢饉までは至っていないが筆者は遅かれ早かれ起きることと主張。
・2002年にNASAの研究者Mathenyらによって培養肉が作成可能であることは主張されていた。2004年にMathenyは培養肉に関する財団を設立、「New Harvest」と名付けた。
・同時期(?)、遺伝子組み換え作物のように培養肉は懐疑的に扱われていたが、EUではアメリカよりもタンパク質をどう確保するかという議論は起きていた。オランダでは、「PROFETAS」というプロジェクトで、オランダの土地でも育ちやすいエンドウ豆タンパクの研究が効率的なタンパク源として行われていた。
・MathenyはPROFETASに培養肉を提案し、オランダの科学者Willem van Eelenが食いついて研究を開始、結果は微妙だったがMathenyはコンタクトを取り続けた。
・1999年にVan Eelenが人工培養肉の研究を開始。この研究は2017年においても有用で、特許をHampton Creekが購入、Eelenの実子を喜ばせたとのこと。
・2003年に芸術家Oron Cattsによる人工培養したカエルの足肉を用いたフランス料理を振る舞うアート・プロジェクトが実施。参加者は嫌悪で吐き出してしまったとのこと。
・2005年に組織工学(Tissue Engineering)誌に「In Vitro-Cultured Meat Production」が発表。ただしこの研究では組織内に血管が張り巡らされないため、大きな組織片を生成すると中心部が壊死する。
・一方でMathenyは人工培養肉では専門家として数々のメディアに取り上げられるなどされていたらしい。
・Mathenyはオランダの食用チキン生産業社であるSmithfield Foodsの子会社で培養肉の販売で提携したが、企業利益を追求しすぎたこと、消費者に受け入れられなかったことなどで頓挫した。
・2011(2017年?)にGood Food Instituteが消費者アンケートをとったところ、それまでMathenyが用いていた人工肉(Cultured Meat)の名称に代わり、培養肉(Clean Meat)の名称がもっとも好感度が高かった。「Clean Meat」は2005年に名称を考えていたときに出た案で、研究者からは反対を受けたものであった。
・Mathenyはその後the Intelligence Advanced Research Projects Activity(IARPA)を組織、そこで戦争、パンデミック、科学事故のリスクを経験するために尽力した。
・手が回らないMathenyの代わりにカナダにいた学生のIsha DatarがNew Harvestに参画、Perfect Day社およびClara Foods社を共同設立した。

Widespread Meat Famineって何

(本文から翻訳、要約)
第二次世界大戦に勝利したアメリカは肉不足に陥っていた。
戦時中には肉が不足したものの、国民は戦争のためであることを認識していたため耐えられた。戦後、政府から食肉生産者に低価格での提供を強いていたが耐えきれずストライキが勃発した。また坑夫がワシントンで「肉が無いと働けない」とストライキを起こし、病院は患者に馬肉しか食べさせられないことに苦言を呈するなど問題は拡大した。とのこと。

→食生活を変えることは結構難しい。長期化してもそうなのか?はさておき。
これまで繰り返し述べてきた人口増に対して従来型の食肉生産では土地が足りないので肉が食べられなくなるという点で、政治問題に発展する可能性の論拠として。

緑の革命って?

緑の革命(みどりのかくめい、Green Revolution)とは、1940年代から1960年代にかけて、高収量品種の導入や化学肥料の大量投入などにより穀物の生産性が向上し、穀物の大量増産を達成したことである。農業革命の1つとされる場合もある。
(略)
「緑の革命」によって1960年代中ごろまでは危惧されていたアジアの食糧危機は回避されただけでなく、需要増加を上回る供給の増加によって食糧の安全保障は確保され、穀物価格の長期的な低落傾向によって都市の労働者を中心とする消費者は大いに恩恵を受けた。特に消費支出に占める食糧費の割合が高い貧困層には、顕著であった。

Wikipedia - 緑の革命より

1960年代にアジアの食糧危機って起きてたのかよ

国際食糧農業機関のFAOがありますが,そこのB.R.Senという事務局長が1960年代から,「世界には飢えた民族が沢山いる.ことにアジアに集中している」ということで,国際的な飢餓防止運動を1960年から始めたわけです.(略)
また,当時はドル不足もあり,ドルがないと食糧が買えないということで,先進国が主体となって開発途上国を助けるという方針でこの運動が国際的に進められたのです.(略)世界的なドル不足により食糧はアメリカでは「厄介な余剰」といわれた程余剰農産物が溜ってしまいました.しかし1965年に至ると食糧は世界的に不足するという現象が著しくなり,アメリカはドルではなく現地通貨により余剰食糧を輸出したわけです.その結果余剰食糧の殆どは処分出来ました.
アメリカの余剰食糧が1965年代の世界の凶作に果した役割は非常に大きかったわけです.その後,アメリカでは食糧が再び溜り始めましたが,世界的な食糧増産はあまり進まない状態でした.
ところが1966年,1967年頃にフィリッピンのマニラに国際稲研究所(IRRI),メキシコに国際トウモロコシ・小麦改良センター(CIMMYT)が設立されました.IRRIではIR系の稲品種が,メキシコでは矮性の優良小麦品種が育成され,それらがアジアに広く普及しました.その結果,1967,1968年頃から開発途上国の食糧増産が進みました.

熱帯農業 研究集会 世界的規模における市場開発構想 1978

そうだったのか。

Oron Catts?

オロン・カッツは、西オーストラリア大学の解剖学・生理学・人間生物学科併設のバイオアート研究センター「SymbioticA」を2000年に創設し、バイオアートの世界を牽引してきた。

[「バイオテクノロジーには芸術家のマインドセットが必要だ」オロン・カッツ(バイオアーティスト) ](https://wired.jp/2015/09/25/innovative-city-forum-2015-3/)

Isha Datarとは何者

2009年から培養肉領域に携わる。(New Harvest公式より)
培養肉の商業化は技術ハードルではなく資金ハードルであると問題を定義、その問題を解決するためにファンドを設立、基礎研究への資金提供を行うなどビジネスサイドの課題解決をしているとのこと。

New Harvestのエグゼクティブディレクターで、Shuttle worthのフェロー、MIT Media Labのフェローディレクター。

Twitterアカウントは@IshaDatar

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