#始めに
この記事は豊田高専コンピュータ部Advent Calendar 2020の記事です。
##CTFとは
いわゆる「ハッキング」の競技です。
「Flag」と呼ばれる文字列を見つけることで正解となるため、「Capture The Flag」を略してCTFと呼ばれます。
暗号を解く「Crypto」、プログラムの脆弱性を攻撃する「Pwn」、隠されたデータを発見する「Steganography」などのジャンルが存在します。
##必要なもの
試してみるだけなら、特に準備する必要はありません。
簡単な問題であれば、Webブラウザやテキストエディタなどのソフトと、少しの知識があれば解くことができます。
より高度な問題、例えば「Crypto」や「Web」では、C言語やJavaScriptの知識、「Pwn」ではPHPやSQL、Linuxコマンドの知識などが必要になってきます。
##まずはやってみよう
初心者におすすめのCTFサイトが、CpawCTFです。入門者でも解ける簡単な問題から、少し勉強しないと解けない問題もあります。
CpawCTFの問題がある程度解けるようになれば、ksnctfやpicoCTFにも挑戦してみましょう。
##どうしてもわからなかったら
通常CTFの回答は「WriteUp」と呼ばれます。ですので、「問題名 writeup」などと検索すれば、解説記事がヒットすることが多いです。理想は独力で解くことですが、どうしてもと言うときはインターネットの力を頼りましょう。
##おわりに
自分が情報工学をよく知らなかったときは、「セキュリティの分野は難しそうだなぁ…」とか、「なんとなくハードルが高そう…」と思っていましたが、触ってみるとめちゃめちゃ楽しいです。
またCTFに限った話ではないですが、基本的に情報分野の人は教えるのが好きです。質問すると聞いてないことまで喋ります。
ですので、気軽に周りの人に聞いてみましょう。1人で悩むのが正解とは限りません。
でも聞いてないこと喋り出したら止めましょう。