序文
株式会社エアークローゼットに今秋入社したばかりの藤崎です。この記事はエアークローゼット Advent Calendar 2023の20番目の記事です。外国人であり、しかも二児の母であることから、いい年(30歳)にもかかわらず新しい職に転職したことで、「どうやって!?」とLinkedInなどでよく尋ねられることがあります。そこで、今回はエンジニアになるまでの経緯について書いていこうと思います。
まずは決断
28歳のとき、「ウェブ開発者になりたい!」と思い切って決断しました。経験は?ありませんでした。パソコンが得意?別に得意ではありませんでした。でも、まあ、「やる」と決めたのでやり切るしかなかったです!
どうやって勉強した?
最初は、Eloquent Javascriptのような本やUdemyのオンラインコースなどを使って独学で勉強しました。しかし、数カ月経ったら、独学で勢いを維持するのはとても難しいことに気づき、コーディングスクールに通うことにしました。コーディングスクールでは、オブジェクト指向プログラミング、Javascript、Ruby、Ruby on Rails、HTML、CSSの基礎を学びました。
2児の母としてどのように勉強をこなしたか
コーディングスクールを始めて間もなく、第2子を妊娠し、勢いを保つのに本当に苦労しました。毎日は気持ちが悪く、嘔吐し、へとへとでした。しかし、スケジュールを立て、仲間同士でプログラミングをすることで、勉強を続けることができました(他の人が私を頼りにしていると、先延ばしにしにくくなるもの!)。プログラム卒業後すぐに出産し、勉強を続けながら、「自由な」時間を使ってフリーランスで仕事をしました。締め切りがあることは、コーディングを止めないための十分なプレッシャーになりました。また就職活動と乳児の世話をしながら独学で新しい言語とフレームワークの勉強を続けました。何かしらのコミットメント装置を持つことは、本当に軌道に乗せるのに役立ちました!
日本での就職活動は?日本語は必要ですか?
プログラミングの勉強と並行して日本語能力試験N2にも挑戦し、合格することができました。airClosetには外国人エンジニアが多く、英語やベトナム語を話せる人がたくさんいますが、私は主に日本語を使って仕事をしています。しかし、airClosetで働くために日本語が完璧である必要はありません。日本語でのコミュニケーションを積極的に行い、コミュニケーション能力を向上させる努力を続ければOKです!
就職活動で苦労したことはありますか?
就職活動中、少し自分を疑うこともありましたね。「エンジニアの経験もほとんどなく、小学生のような日本語を話す30歳の2児の母を誰が雇いたいというのか?」
幸運なことに、airClosetはそうしてくれました!私が単なる母親以上の存在であることを見抜いてくれました。私は開発者であり、仕事で実現できる可能性を秘めた人であることを認めてくれました。同様に、私はairClosetに、従業員を大切にし、挑戦させ、投資し、働く女性を支援することを大切にしている会社であることを感じました。迷わずに入社させていただきました。
エンジニアになった後の人生は?
楽しいです! 私は自分にとって意味のあることをしていて、自分をチャレンジさせ、目標を達成しているわけですから!もちろん、入社後、大変なこともありました。外国で2児の母として新しいキャリアを積むことは非常に厳しいことなんです!勉強しないといけないこと(日本語を含む様々な言語)は尽きることがなく、いつも追いつき追い越せモードですね。でも、子供たちは、母親が一生懸命働き、楽しんでいる姿を見て、良い影響を受けて欲しいです!将来、子供たちも停滞することなく、難しいこと(楽しいこと!)に挑戦することができたらなと思ってます!
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました!
エアークローゼット Advent Calendar 2023はまだまだ続きますので、ぜひ他のエンジニア, デザイナー, PMの記事もご覧いただければと思います
また、エアークローゼットはエンジニア採用活動も行っておりますので、興味のある方はぜひご覧ください!