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外部PCからVirtualBoxのゲストOSにRDP接続したい

Last updated at Posted at 2021-11-18

2023/2/10 追記:これ構築して1か月後、VirtualBoxが起動できなくなりました。。
ログ見たらskyseaがうんたら。。新しいIPは割り振ってないですが監視されてて怪しいと判断されアプリケーションの利用をブロックされたのかも?
社内で検証環境建てる場合は、ルール決めてる部門に聞かないとですね。。

やりたいこと

社内で検証用PC上にVirtualBoxでWindowsSever仮想マシン建てて、社内の別PCから自由にリモート接続したい!

環境と設定イメージ

見にくくてごめんなさい…
1637480294659220449689014539867.jpg

実現方法

ブリッジ設定で仮想マシン建てると社内ネットワークにポっと怪しいPCが出現したみたいに見えるらしい
勝手にやったらネットワーク管理者見つかって怒られそう

じゃあ、NAT+ホストオンリーのポートフォワーディング設定が良さそうかな!

設定の構想

外部PCからRDP接続(宛先/ホストIP:3389)
▶▷▶︎▷ホストOSがゲストOSのIPにフォワーディング▷▶︎▷▶︎
ゲストOS接続

としたい

ただ、この方法だとホストOSがスルーされるので外部からホストOSにRDPしたくても、できない気がする

なので

ポートを変えて、下記3つのケース毎に設定を分けてみた。

接続ケース

宛先のIPは、ホストOSのWiFiアダプタのIPです。ipv6を無効にしたらホスト名(ホストOSのPC名)でも名前解決できました。

①外部PCからRDP(宛先/ホストIP:3389)▶ホストOS
②外部PCからRDP(宛先/ホストIP:重複しなさそうなポート)▶ホストOS経由▶ゲストOS
③ホストOSからRDP(宛先/ホストIP:3389)▶︎ゲストOS

※②のポートは以降53389で設定する。
※③はホストオンリーアダプタで通信できるので、NATの設定不要だが、今後のためにゲストOS側で既存のRDPポート3389で受診出来る設定は残しておく。

手順

1. VirtualBox>NAT設定>ポートフォワーディング設定

先程の接続ケース②用のルール追加

②外部▶ゲストOS用RDP接続

名前:Gaibu-guest_RDP_53389
TCP
ホストポート:53389
ゲストポート:53389

VirtualBox ゲストOSのWebサーバに外部から接続する
https://undersourcecode.hatenablog.com/entry/2013/08/11/212246

2. ゲストOSでRDPのレジストリコピー&ポートを3389以外のポートに変更

1つ目参考ではスクリプトを利用してますが、私は2つ目参考のレジストリエディタから手動で設定しました。

1.regedit起動

2.HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcpのキーを右クリックエクスポート

3.エクスポートしたファイルをテキストエディタで名前とポート番号を編集、保存

  • 編集は、下記ワードを置換する
  • RDP-Tcp→RDP-Tcp-53389
  • 3389→53389
  • 保存時は拡張子が.regになっていることを確認。

4.regeditでファイル>インポートで編集したファイルを指定

5.新しいレジストリが追加されていることを確認

WindowsサーバでRDPを複数ポートで受け付ける
https://qiita.com/malbare932/items/dd8c743306d8747384b0
【Windows 10】レジストリをバックアップ・復元する
https://soma-engineering.com/desktop/windows10/backup-restore-registry/2018/10/28/#st-toc-h-2

3. ゲストOSのファイアウォールで受信ルール作成

接続ケース②③用のルール追加

②外部▶ゲストOS用RDP

ポート53389許可
ネットワーク:ドメインのみ
※今回社内NW内のみのため

③ホストOS▶ゲストOS用RDP

ポート3389許可
ネットワーク:ドメインのみ
※既定で存在する設定なのでネットワーク設定をドメインのみに変えておく

【リモートワーク自由自在】Windowsリモートデスクトップ接続のポート番号を変更してよりセキュアにする
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/0309/27/news003.html

4.最後にゲストOS再起動

動作確認

接続ケースの①②が実装されているか動作確認
※③はホストオンリーアダプターにより既に接続出来ているので今回は確認無し。

①別PCからゲストOSにRDP接続

1.RDP起動

2.宛先:「ホストOSのIP:53389」or「ホストOSのPC名:53389」
ユーザー情報:ゲストOSのユーザー
3.入った先がゲストOSか確認

②別PCからホストOSにRDP接続
  1. RDP起動
  2. 宛先「ホストOSのIP」or「ホストOSのPC名」
    ユーザー情報:ホストOSのユーザー
  3. 入った先がホストOSか確認

今度はサービスのポートもフォワーディングさせて、ゲストOS上のサーバーと社内の他のサーバーを連携出来る用にしてみたい。

ここまで見てくれてありがとうございました!

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