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【Amazon Aurora×Cloud Watch Logs】ログをCloud Watch Logsで確認できるようにする

Last updated at Posted at 2020-07-19

Amazon AuroraのSQLログをCloudWatch Logsで確認できるようにする手順です。

環境

  • クライアントOS:Windows10
  • Amazon Aurora(MySQL5.7)2.07.2(「開発/テスト」用)
  • CloudWatch

手順

1. Amazon Aurora DBクラスターの作成、 パラメータグループの作成・設定

【Amazon Aurora】日本の環境で快適に使うための初期設定手順 ~ 文字コード、タイムゾーン、パブリックアクセス ~ | Qiita
に記載しておりますので、そちらを参考に作成・設定してください。

2. Amazon Auroraでログを有効にする

(1) マネジメントコンソール > RDSとアクセスしたら、ナビゲーションペインにて、「パラメータグループ」をクリックし(①)、対象のDBインスタンスに紐づけた、DBクラスターのパラメータグループ(②)を選択して、「編集」をクリック(③)。
image.png

(2) 以下の通りパラメータの設定を行い、「変更の保存」をクリック。

パラメータ 意味
general_log 1 有効
slow_query_log 1 有効
long_query_time 2 2秒より長く実行されるクエリがslow_query_logの対象となる
server_audit_logging 1 有効
server_audit_events QUERY_DCL, QUERY_DDL DCL, DDLを返す(※)
log_output FILE ログをファイル出力する

※QUERYを設定すると、DCL, DDL, DMLを返してくれますが、今回はDMLは対象外としました。

(3) ナビゲーションペインにて「データベース」をクリックし(①)、変更を適用したいデータベースインスタンスを選択し(②)、「再起動」をクリック(③)。
image.png

(4) 「DBインスタンスの再起動」画面に遷移するので、「再起動」をクリック。
再起動が完了すると、DBパラメータグループへの変更が適用されます。
image.png

3. ログをCloudWatchに公開する

(1) 2-(4)で再起動が完了後、RDSのナビゲーションペインにて「データベース」をクリックし(①)、対象のデータベースインスタンスを選択して(②)「変更」をクリックする(③)。
image.png

(2)「DBインスタンスの変更」画面になるので、下へスクロール。
image.png

(3) 「ログのエクスポート」欄にて、CloudWatch Logsに出力したいログにチェックを入れる(今回は全部にしました)。
image.png

(4) 画面いちばん下までスクロールし、「次へ」をクリック。

(5) 変更内容を確認し、「DBインスタンスの変更」をクリック。
image.png

(6) マネジメントコンソールにて、CloudWatchを選択し、画面遷移したら、ナビゲーションペインにて、「ロググループ」をクリック(①)。すると、ログが確認できるようになっています(②)。
image.png

※ログとロググループの対応は以下の通り。対象のログが存在しない場合はロググループは表示されません。

ログ ロググループ
監査ログ /aws/rds/cluster/database-1/audit
エラーログ /aws/rds/cluster/database-1/error
全般ログ /aws/rds/cluster/database-1/general
スロークエリログ /aws/rds/cluster/database-1/slowquery

ちなみに、アジアパシフィック(東京)リージョンの、ログ1GB当たりの料金は0.76USDになります。

参考

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