はじめに
Pythonを使っている皆さん、アプリを作ってexe化する際には何を使っていますか?
Python exe化で検索すると多くのサイトでPyInstallerをお勧めされるかと思います。
しかも一部サイトでは、ご丁寧にコマンド付きで解説されています。
「コマンドを覚えられない💦」という人は、auto-py-to-exeというGUIツールを使えば、簡単にexe化できます😁
便利ですね👍
参考
PyInstallerは便利だけど…
PyInstaller系は簡単にexe化ができる便利なツールだけど…
技術力のある先人たちは
「Pythonおよび関連するファイル一式をまとめて実行ファイル形式に変換し、実行時にフォルダに展開している」
つまり、何が言いたいかと言うと
>>>>起動が遅い!<<<<
(実際に比較してくださってる記事)
Nuitkaでexe起動の高速化を!
Nuitkaは一度C言語に変換してからexe化するから起動が早い(らしい)。
インストール方法は公式ドキュメントをご覧ください
日本語で書いてくださっている記事もっ!!
試しにインストールしたけど…
PyInstallerには先述の通りauto-py-to-exeがあります。
Nuitkaにauto-py-to-exeみたいなGUIはないし、コマンドが覚えられないという声もあると思います。
残念ながらNuitkaにはそのようなツールがありませんでした。(筆者調べ)。
ないなら作ればいいじゃない!
https://github.com/KMASTERgit/Build_Python_To_exe_for_Clung
→pipで入れられるように、コードやフォルダを再構成しましたので、クローズとしました。
(2024/12/24更新)
(pipで入れられるようにしました。)
$ pip install py_nui_exe
開発コードも公開しております。
コマンド生成を助けるツールとして作りました。
(開発中なので不具合があるかもしれません。)
MIT-Licenseとしていますので、ご自由にお使いください。
使い方の前に…
-
Nuitkaをインストールしてください。
(ここまで読んでいるということは、既にインストール済みかと思いますが…) -
Pathは半角英数字のみにしてください。
(Nuitkaの仕様上、日本語が含まれるとビルド時にエラーが発生するっぽいです…筆者も何度その仕様に敗北したことか...) -
Build_Python_To_exe_for_Clungをクローンしてください。
(iconファイルもexe化させたいPythonフォルダと同じところに入れておくことをお勧めします。)
py_nui_exeを見て、インストールしてください。
ツールの使い方
-
オプションを選択
onefile→PythonのClassファイルなどをひとまとめに
standalone→PythonのないPCでもexeが使える設定
windows-console-mode→黒い画面を出さないよう設定
オプションライブラリ→tkinterやPyTorch,Numpyとかライブラリもexeへまとめる設定
表示のライブラリを使っている場合✅入れるとまとめてexeに入れてくれます。
(公式ドキュメントを見て、ライブラリを書き起こしただけなので、不足分はissuesに報告お願いいたします) -
「プロンプト送信」ボタンを押してNuitka実行!!
(ビルドはPython→C言語→exe化という工程になるので、時間がかかります。)
Nuitka入れてへんやんけ!!と返されてますね🤣
→実際入れてませんでしたw
最後に
頭の中空っぽで書いた駄文を
お読みいただきありがとうございます。
ツールにバグなどがありましたら、issuesまでご報告いただけると幸いです。