0.Unity Remote5は便利
Unity Remoteというものを使うと、unityのモバイル開発が結構はかどる。
Unity Remoteは、Android、iOS、tvOSの開発を支援するダウンロード可能なアプリケーションです。Unity Remoteは、ターゲットデバイスをUnityエディターに接続し、エディターからのビジュアル出力をターゲットデバイスの画面にフレームレートを落として表示します。また、ターゲットデバイスからのライブ入力をUnityで実行中のプロジェクトに送り返すこともできます。これは、ビルドを作成することなく、ターゲットデバイス上でアプリケーションがどのように見え、どのように処理されるかを確認するのに便利です。
Deepl翻訳さらっとやるとこんな感じです。
モバイルだとありがちなのがピンチイン・ピンチアウトの操作。スマホで拡大・縮小するあの操作です。
要はああいう、指二本で同時押しみたいな操作は、パソコンでやるUnityエディタ上でデバッグがなかなか難しい。そういうときにUnity Remoteがあると、いちいちビルドして試すという手間なく、エディタ操作の延長でそのままデバッグできるというわけです。
うっわー便利じゃん、さっそく使おう、というわけでこの存在を知った諸氏は検索して適当なブログか何かでチュートリアルやるわけですけど、ざっとググる感じ、なんか記事のラインナップが古い気がしたんですよね...
ってことで、環境的に自分はAndroidのみになりますが、ここいらでまとめておこうと思います。
当方の環境
- Windows10 Home
- Google Pixel 6a
1.準備
AndroidスマホにUnity Remote5をダウンロードします。
あとはまあ、パソコンにUnityエディタ入れてある...のは前提とすると。
ファイル転送に対応しているUSBケーブルが必要っすね。
2.導入方法
1.Unityエディタで Edit > Project Setting > Editor > Unity Remote5 > Device
を Any Android Device
にする。
これが最低限の設定。もう少し細かな設定あるけど、まあ無視してもいい。
てかこれ、Unity Remote5起動すると書いてあるし、覚える必要もない。
2.Unityエディタの Build Setting > Switch Platform
で Android
にプラットフォームを変えておく
忘れがちだけど、必要。
3.Androidを開発者モードにする
モノによっていろいろですが、大概Androidのシステムの設定のバージョンが書いてあるところを7回タップです。
4.Androidの開発者向けオプションのUSBデバッグを有効化する
開発者向けオプションは、さっき連打したところをもう一度押したら...いけるかもしれない。
これもデバイスごとに違うから調べてもらわないと難しいな...。
5.Unity Remote5を起動済のAndroidとPCをUSBケーブルで接続する
ここまできたら、さっそくUSBケーブルで接続!
すると...こんなやつが出てくる...はず!
RSAキーというやつだが、これを許可しないといけない。
ここが個人的にはハマりポイントな気がする。以下のサイトとかから知見を得たのだが、つまり日本語のサイトからは情報が得られなかったってことである。
6.Unityエディタ側でゲーム再生する
これで設定全て終わり。
Unityエディタ側でゲームを再生すると、お手元のAndroidでもゲームが再生され、操作もできる。
3.その他起こりそうなエラーについて
このエラーはUnity Remoteする気持ちがない状況なら設定きればいいだけだが、する気があるのにエラー発生するなら何かしら原因があることになる。
例えば、AndroidまわりのSDKなどのモジュールでエラーしている、とか。
自分のUnity.2022.2.18くん、ちゃんとモジュール入っているのに連携うまくいってないんだよなあ...
こういうのだとUnity Remoteできない、かも。
4.まとめ
Unity Remote5のAndroidでの使い方についてまとめました。
iPhone版の使い方については、誰か、任せた!