3.スクリプト作成
自動テストを行うためのスクリプトの作成や、スクリプトを作成するための環境作りをまとめます。
・目次
3.1.スクリプト環境
3.2.環境構築
3.2.1.pyenvインストール
3.2.2.Pythonインストール
3.2.3.Appium-Python-Clientインストール
3.3.スクリプト作成
3.3.1.直接コーディングする方法
3.3.2.AppiumInspectorを使用する方法
2024/11/22の構築環境
パッケージ | バージョン | 更新日 | 備考 |
---|---|---|---|
pyenv | 2.4.19 | 2024/11/20 | Python 3.14.0a2 対応 |
Python | 3.12.6 | -- | |
pip | 24.2 | -- |
3.1.スクリプト環境
3.2.環境構築
3.2.1.pyenvインストール
Python のバージョン管理が可能な仮想環境
以下コマンドでインストール
>brew install pyenv
以下コマンドでバージョンを確認
>pyenv -v
以下コマンドでバージョンを更新
>brew upgrade pyenv
pyenv の初期化
>echo 'export PATH="$HOME/.pyenv/bin:$PATH"' >> ~/.zprofile
>echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.zprofile
>echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zprofile
3.2.2.Pythonインストール
以下コマンドでxz ライブラリをインストール
>brew install xz
以下コマンドでインストール可能なPythonのバージョンを確認
>pyenv install --list
以下コマンドでPythonインストール
※バージョン数は上記で表示されたバージョンの最新を記載
>pyenv install 3.12.6
以下コマンドで使用されるバージョンを指定
>pyenv global 3.12.6
以下コマンドでバージョンを確認
>pyenv versions
>python3 --version
>pip3 --version
→pyenv/versions/3.XX.X
×部分が一致していればOK
3.2.3.Appium-Python-Clientインストール
以下コマンドでインストール
>pip3 install Appium-Python-Client
以下コマンドでバージョンを確認
>pip3 show Appium-Python-Client
3.3.スクリプト作成
テストコードの作成方法をまとめます。
Appiumでは複数の言語を選択することができ、自身に合った言語でテストコードを記載することができます。
サポートされている言語は以下になります。
言語 | フレームワーク | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
NUnit | .NET(C#) | ユニットテスト向け | ★ |
JavaScript | Webdriver.io | E2Eテスト向け Webアプリ向け |
★★★★★ |
JavaScript | Oxygen HQ | Appiumに統合可能 | ★★★ |
Java | JUnit4 | ユニットからシステムテストまで可能 | ★★ |
Java | JUnit5 | JUnit4の進化版 | ★★★ |
Python | -- | ユニットからシステムテストまで可能 簡潔に記載可能 |
★★★★ |
Ruby | -- | 簡潔に記載可能 | ★★★★ |
Pythonなど | Robot Framework | Appiumに統合可能 テキスト形式で非技術者でも理解可能 |
★★★★★ |
3.3.1.直接コーディングする方法
3.3.2.AppiumInspectorを使用する方法
・AppiumInspectorを起動
・ウィンドウ上部の「記録を開始する」をクリック
・ウィンドウ上部の「レコーダー」タブをクリック
・ウィンドウ右部の「.NET」と記載されている部分をクリックし、任意の言語を選択
座標で操作する場合
・ウィンドウ左部の「座標でタップ/スワイプする」をクリック
・ウィンドウ左部のスマホ画面をクリック
・ウィンドウ上部の「レコーダー」タブをクリック
・指定した言語でコードが記載されている
ACCESSIBILITY_IDで操作する場合
・ウィンドウ左部のスマホ画面をクリック
・ウィンドウ上部の「ソース」タブをクリック
・ウィンドウ右部の「選択された要素」内のタップボタンをクリック
・ウィンドウ上部の「レコーダー」タブをクリック
・指定した言語でコードが記載されている
・ウィンドウ上部の「レコーダー」タブ内、「定型コードの表示/非表示」をクリックで定型文が表示される
・生成されたコードをファイルに追記する
以下記事を参考いたしました。
https://qiita.com/beliefarrow/items/211ca23edbb5f2776771
https://qiita.com/k5n/items/6e81b5986361bd1e3cd0
https://qiita.com/kunichiko/items/5a6114bc4b8b91d266f7
https://qiita.com/ys-sgn/items/a512ac5d99db35bbde0d
https://qiita.com/Jun96427231/items/16acecb85de094ee9736
https://www.slideshare.net/MasayukiWakizaka/appium-20
https://qiita.com/k5n/items/899cf40a0021a6a92efd
https://qiita.com/5enxia/items/13cafabc8a82a21700bf
以上!