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Google Apps Scriptで日曜日のタスクを自動化したお話

Last updated at Posted at 2017-12-09

この記事は、株式会社Y's アドベントカレンダー 9日目の記事になります。

#Google Apps Scriptとは

「Google Apps Script」は、Googleが提供している各種サービスで使用できるスクリプト言語です。

例えば、GmailやGoogleスプレッドシートなどで使用できます。
ちょうど、OutlookやExcelについているVBAと同じ位置づけになります。

#実際に使ってみる

まずは、Google Apps Scriptを使用できるようにしましょう!

Googleドライブを開いて、「新規」→「その他」→「アプリを追加」を選択します。

gas01.png

検索キーワードに「Google Apps Script」と入力して検索すると、「Google Apps Script」のアプリが出てきます。
次に「+ 接続」と言うボタンを押します。

gas02.png

これでGoogle Apps Scriptが使用できるようになりました。

gas03.png

#Google Apps Scriptを作成する

それでは、新規で「Google Apps Script」を作成していきましょう。
「新規」→「その他」→「Google Apps Script」を選択します。

gas04.png

新規のプロジェクトが作成されます。

gas05.png

#chatwork APIの設定をする

それでは「chatwork API」を使用できるようにしましょう。
chatworkの右上にある、自分の名前から「API」を選択します。

gas09.png

自分のパスワードを入力して、表示を押します。

gas10.png

APIトークンが表示されるので、それを覚えておきます。

gas11.png

#chatwork APIをGoogle Apps Scriptで使用する

次に名前を変更していきます。
「無題のプロジェクト」→「chatwork」
「コード.gs」→「sendMessage.gs」
「myFunction」→「sendMessage」

gas06.png

コードは以下の通りです。

function sendMessage() { 
  var client = ChatWorkClient.factory({token: '自分のAPIトークン'}); //チャットワークAPI
  var mes = [];
  mes.push("[To:2320212][To:2544336][To:2550290][To:2550613][To:2594640][To:2614607][To:2626771][To:2632137] [To:2750924][To:2752463][To:2756530]")
  mes.push("お疲れさまです。");
  mes.push("本日は日曜日ですね~");
  mes.push("ということで、進行表の右側にある週報の記入をお願いいたします。");
  mes.push("日曜日までの研修の振り返りと、月曜日からの目標の記入してくださいな。");
  mes.push("");
  mes.push("よろしくお願いいたします。");
  client.sendMessage({
    room_id: 57747792, //研修生グループ
    body: mes.join("\n")
  });
}

#chatwork用のライブラリを追加する

次に「chatwork API用」のライブラリを追加します。
「リソース」→「ライブラリ」を選択します。

gas07.png

「ライブラリに追加」に「M6TcEyniCs1xb3sdXFF_FhI-MNonZQ_sT」を入力し「追加」を押します。
「ChatWorkClient」というライブラリが表示されたら、バージョンを「18」に設定し「保存」を押します。

gas08.png

それでは実行してみましょう。
ツールバーから「実行」をクリックします。

gas13.png

ちゃんと投稿されておりますね!

gas12.png

#タイマーを設定する

「chatwork API」で投稿できるようになったといっても、毎週日曜日にGoogleの画面を開いて、ポチポチ「実行」していくのは面倒ですよね。
そこで、「Google Apps Script」にはタイマー機能も用意されています。

ツールバーから「現在のプロジェクトのトリガー」をクリックします。

gas14.png

「トリガーが設定されていません。今すぐ追加するには、ここをクリックしてください。」のリンクをクリックします。

gas15.png

トリガーを以下の通りに設定し「保存」をクリックします。
実行:「sendMessage」
イベント:「時間主導型」「週タイマー」「毎週日曜日」「午後7時〜8時」

gas16.png

これで完成です!
今までは、日曜日の午後に外出していると、そわそわしていたのですが、
今後はゆっくりと楽しめそうですね (^_^;

#まとめ

今回やってきたように「Google Apps Script」を活用することで、サーバーを借りずに、自動実行の機能が作れます。
例えば「ゴミ出しの日」を忘れないように「リマインド機能」も作れそうですね〜
夢が広がります!!

次は 10日目 @jsatof2380 さんの記事です。お楽しみに!

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