#6月がやってきた
新卒の皆さんは、入社して2カ月が経ちました。
そろそろ会社に慣れてきた頃でしょうか。
会社によっては、研修期間が終了して、現場でバリバリ開発をしている人もいるかと思います。
##JavaScriptでコメントアウト
基本的な文法は以下の通りです。
//1行コメント
/*
複数行コメント
複数行コメント
*/
##本には載ってないコメントアウトの裏技
それでは、裏技についての説明です。
これは、私が1年目の駆け出しだった頃、SONY系のゲーム会社から転職してきた「T先輩」に教わった裏技です。
当時の私は、仕事のやり方を覚えている最中で、「先輩から学べることは何でも学んでやろう!」と意気込んでいた頃でした。
さっそく、裏技のやり方を説明したいのですが、「基本編」と「応用編」で2つの技があります。
まずは、「基本編」から解説させていただきます。
##基本編
以下のコードは、複数行コメントである「/* */」を使って、3行の処理をまとめてコメントアウトしています。
/*/
console.log("aaa");
console.log("bbb");
console.log("ccc");
//*/
このコードの先頭に、「/」を追加するだけで、何とコメントが外れます!
//*/
console.log("aaa");
console.log("bbb");
console.log("ccc");
//*/
はい!
Qiitaの見た目上も、コメントであるグレーから、ブラックやレッド文字色に変わっていると思います。
##応用編
続いて応用編です。こちらは、基本編ベースにして、さらに応用したコードになります。
応用編の使いどころですが、「開発環境」と「本番環境」で、何かを切り替えたい時に活用できます。
具体例をあげるとすれば、「APIのURL」や「DBの接続先」がありますね。
それではやり方ですが、基本編と同じです。
そうです。
先頭に「/」を付けるだけです。
今まで「Debug」が有効だったのが、
/*
console.log("Release");
/*/
console.log("Debug");
//*/
「/」を付けると「Release」が有効になります。
//*
console.log("Release");
/*/
console.log("Debug");
//*/
いや~ 便利ですね (^_^;
##JavaScript以外にも使えないの?
使えます。
「//」で1行コメント
「/* */」で複数行コメント
という言語なら他の言語でも大丈夫です。
ざっくり調べたのですが、
「C」「C++」「C#」「Java」「PHP」「Go」も同じだそうです。
paiza.ioでサクッと試せるので、確認してみるのも手です。
https://paiza.io/
ぜひ、この裏技を身に着けて、同期のライバル達に差を付けちゃいましょう!
##今後どの言語を勉強したらいいの?
最近、Web系のプログラミングスクールがいくつも登場しています。
そして、学習のしやすさから「Ruby」を勧めるケースが多いですね。
ところが、いざ就職しようとすると、Rubyを使っている会社はスタートアップ系の企業が多くて、就職先に意外と苦労する、という現実にぶち当たります。(Ruby好きだから心苦しい。。。)
SESの営業職の方は、肌感覚で分かっていることかもしれませんが、
世の中の案件を見てみると「Java」と「PHP」の案件で全体の50%を占めているそうです。
・2017年の人気プログラム言語10選を徹底比較!気になる年収や求人、学習難易度まで
https://toiroha.jp/article/detail/32380
・フリーエンジニアナビ 言語(DB)から選ぶ
https://www.freeengineer-navi.tokyo/search/index/4
・フリーランスの仕事探し!プログラミング言語別の開発案件数を調べてみた。1位はやっぱり!?
http://notsleeeping.com/archives/2238
・言語から案件検索
https://careerups.jp/slan
今後の生存戦略として「Java」か「PHP」のどちらかは、マスターしておいた方が良いかもしれません。
そして、
「Java」や「PHP」でも、今回の裏技は使えます!
繰り返します。
「Java」や「PHP」でも、今回の裏技は使えます!
(大事なことなので、2回言いました。)
##まとめ
今回はコメントアウトを使ったお話でした。
そういえば、コメントアウトといえば、一昔前のブラウザだと
<script>タグが無効なケースを想定して、「」で囲んだり、「」で囲んだりした時期がありました (^_^;
世の中のブラウザの進化に合わせて、エンジニアのコードも進化し続けているのを感じます。
気が付けば、私がこの業界に入ってから10年以上経ちました。
あの時お世話になったT先輩は、お元気にしているでしょうか。
もしも願いが叶うなら、また一緒にお仕事をしたいです。
先輩。