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【仕事メモ】OpenAM(Ver13) データストアの連携とローカル認証の確認(1)

Last updated at Posted at 2018-08-01

OpenAMとデータストア(OpenDJ)の連携

前回からの続きなんですが、この作業を実施する前提条件として以下を挙げておきます。
 ・OpenAMのインストールが完了していること
 ・OpenDJのインストールおよびローカル認証に必要なスキーマ拡張が終了していること

OpenAMから連携先のデータストアを指定

体裁無視で操作を行った順に記載していきます。

まずはamAdminユーザーにてOpenAMの管理コンソールへログインします。
トップ画面に表示されている「Top Level Realm」を選択します。

image.png

そして、画面左部のメニューより「REALEMS」‐「Data Stores」を選択します。

image.png

データストアの一覧が表示されるのですが、デフォルトで「embeded」の設定が入っているので削除してください。これはOpenAMが内蔵しているOpenDJの設定ですが今回はデータストアを外部連携するので削除します。

image.png

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次に「新規」をクリックします。
新規作成画面が表示されるので、「名前」欄には任意の名前を入力して、「タイプ」に「OpenDJ」を選択して「次へ」をクリックします。

不要なデフォルト値が入っているので削除して、前の記事で作成したOpenDJサーバを指定します。

image.png

次にLDAP接続を行うためのbindユーザー情報を設定します。
bindユーザーはOpenDJ構築時に作成されたDirectory Managerを使います。
何をキーとして属性の取得を行うのかも指定します。

image.png

参照する組織のDNと接続方式を指定します。
組織はOpenDJ構築時に作成したもの、接続方式は今回はLDAPを使用します。

image.png

次にLDAP接続のパラメータチューニングですが、ここはデフォルト値のままにします。

image.png

プラグインの設定もデフォルト値のままとします。

image.png

認証に使用するユーザーの属性値を指定しますがここもデフォルト値のままとします。
※OpenDJ構築時にデフォルト値に対応できるようにデータを作成しています。
 デフォルト値の属性ではcn、dnが指定されています。

image.png

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認証で使用する属性値を定義します。
今回はデフォルト値のuidで認証を行う構成とします。

image.png

グループの設定値も今は関係ないのでデフォルト値のままとします。

image.png
image.png

ユーザー検索を行うベースDNを指定します。デフォルト値は削除して、OpenDJで作成したエントリを指定します。
あとは検索フィルタおよび検索のスコープをサブディレクトリを含めて検索するかなどを指定できます。
エラーハンドリングとキャッシュ制御の設定もデフォルト値とします。

image.png

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