はじめに
ちょっと息抜き。本稿は趣向を変えて、お届けします。
筆者、Pythonエンジニア認定試験を直近の約半年のうちに2つ受験し、合格しました。
というわけで、合格を記念して、合格体験記を綴ることにしました。
(Pythonエンジニア育成推進協会に投稿しろよ、って話ですが恥ずかしい。)
受験結果
- Python3エンジニア認定基礎試験
合格評価得点:700/筆者の評価得点:850/結果:合格
- Python3エンジニア認定データ分析試験
合格評価得点:700/筆者の評価得点:975/結果:合格
筆者のこれまで
- 理系脳なはず
- 高校の頃は、国語の授業数を減らしたい(現代文やら小説やら興味ない)という想いから理系を選択
- 大学・大学院は、ソフトウェアの世界で生きてくための知識スキルを身に着けたいという考えで情報系を専攻
- Pythonが大好きだけど、仕事ではあまり利用していない
- 性能目標、周辺システムとの連携、実装に必要なライブラリの実績・サポートなどで制約がなければPythonを選定
- 共通フォルダのTree情報を引っこ抜くためにPythonをひっそり使ってたり
体験記
Q1:Python経歴年数とPythonに出会った際の第一印象についてお教えください。
学生時代に3年間どっぷり、就職後は趣味(日曜プログラマー)で業務でも触れていた時間は2年に満たないレベル。
出会ったときは、スッキリしてて美しいな、と思いました。C/C++/C#/Javaを普段使いしていたところに、ある意味でよい衝撃。
初めてのPythonは、当時v2.5の頃でPyGameでライフゲーム作ってたw
Q2:Pythonエンジニア認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
仕事ではWindows/Linuxは当然、AIやクラウドの知識スキルが求められる立場。
いつ会社が潰れてもすぐ働き口を見つけられるように、AIないしクラウドに関する認定資格が欲しいな、がきっかけ。
勉強方法ですが、ベースは日曜プログラマーです。
試験概要を下調べしている過程で見つけた以下の2サービスの模擬試験を試験前日にTry、というスタンス。(限りなく一夜漬け)
メールで届く模擬試験の結果をきちんと把握し、得点率の低い出題範囲を炙り出して対策を打つことが重要です。
基礎試験は2サービスを併用
基礎試験は、Pythonの仕様とか根幹思想とかただプログラム書いてるだけでは深く意識しない部分も出題範囲だったので、各サービスで模擬試験を1回ずつ。
で、とりあえず得点率はいずれの80%を超えたので、打ち止め。
データ分析試験は1サービス(PRIME STUDY)のみ利用。
データ分析試験は、正直慣れと推測。
というわけで、Kaggle分析だったり株価予測だったりで、データ分析で利用するPythonライブラリ群(pandas/numpy/matplotlib/scikit-learn)に一通り触れるようにしてきた。
統計や行列演算については、高校や大学で基本を学んでいたはずで、その記憶も多少役立っていたかと。
で、総復習という位置づけで、模擬試験(全3回)を各々1回ずつTry。
Q3:Pythonエンジニア認定試験を受けて満足していますでしょうか?
大満足。
以下、各々の試験に対する筆者の所感。
- 基礎試験は、Pythonの仕様とか根幹思想とかを改めて体系化して知識として蓄えられた。
- データ分析試験は、会社での業務にも通ずるものがあり、データ分析をLiteではあるものの実体験できた。
Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
一切なし。
これらのサポートが受けられる企業で働けるとありがたいな、と思うこの頃。
Q5:Pythonエンジニアとして大事にしていることはなんですか?
シンプルに、そして美しく。
スパゲッティコードだとせっかくのPythonの良さが活きないので、上記を意識して可読性の高いコードになるよう努めてます。
Q6:「Pythonic」について、一言お願いします。
素敵な思想。今後も意識し、追い求めたい。
Beautiful is better than ugly.
・・・ワンライナーを考えて使うのは楽しい、一方で可読性を気にして仕事では積極的には使えてないのが少し残念。
Python3.8でセイウチ演算子が導入されたりとかもあるけれど、チーム開発となると可読性はある程度必要かな、と。
Q7:Pythonエンジニアとしての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
データ分析は当然、LiteめなWebシステムやサーバの夜間処理、地味な事務処理の自動化はこれまで同様に取り組む。
データサイエンティスト(データから価値を作り出す側)とデータ分析エンジニア(データ分析の環境を仕立てる側)の両視点をバランスよく持つことを目指してく。
夢は、株取引で儲けること。(実現したら、誰にも言わず、ひっそりと儲け続けてやる。)
(現実的な)目標は、自然言語処理を極めたい。word2vec、BERT、GPTや感情分析を使いまわせるようになること。
そして、音声認識(Speech2Text)や音声合成(Text2Speech)を利用したアプリをあといくつか作りたい。
いろいろな時代のいろいろな人に使ってもらえるサービスの開発に携わってゆけるPythonエンジニア人材になりたい。
おわりに
タイトルこそ合格体験記だが、、、ほとんど雑談めいた日記。
最後までご覧いただいた方、ありがとうございます。