結論
podmanの最近のバージョンはデフォルトのネットワークバックエンドにpastaを使っていた。
これが良くなかった。
/usr/share/containers/containers.conf
の内容の一部を次のように変更した。
変更前: default_rootless_network_cmd=pasta
↓
変更後: default_rootless_network_cmd=slirp4netns
上述の変更により自動起動が成功するようになった。
原因
使っているVPN(tailscale)かpastaに原因があるのかはわかっていないが、pastaかtailscaleのどちらかが起動する前にコンテナを起動しようとしてインターフェースを見つけられずに起動が失敗するようだった。
経緯
- vaultwardenをセルフホストしたかった。
- 追加でインストールするものを極力減らしたかったので、DockerではなくRHEL上にデフォルトインストールされているpodmanを使うことにした。
- podman-compose.ymlを使ってvaultwardenコンテナの立ち上げに成功した。
- 作成したpodman-composeの内容を参考にquadletを使ってユニット化した。
-
systemctl --user start vaultwarden.container
では起動するが、再起動時に自動起動しない問題があった。