猫写真のサイズがポストカードに使えるかどうか判別する AppleScript を書いた

概要

弊社猫社員のポストカードを販売するにあたって、サーバに溜め込まれた猫写真の中から、ポストカードに使えるサイズの画像を抽出するようにオーダーされたので、AppleScript で書いてみました。

環境

• MacOS 10.12.x
• Adobe Photoshop CC 2017

ポストカードのサイズ

• 幅　：100mm
• 高さ：148mm

仕様

• ドロップレット形式
• ドラッグ＆ドロップされたファイル群を一つずつ開く
• 幅・高さがポストカードのサイズで定義されたものより大きければ、ファイルにタグをつける（サンプルではレッドのタグ）
• ファイルは保存せず閉じる

ソースコード

ソースコード

on open fileList
    repeat with i in fileList
        tell application id "com.adobe.photoshop"
            --ルーラーの設定を退避後、mmに変更（サイズをmmで判定するため）
            set oldUnits to ruler units of settings
            set ruler units of settings to mm units
            open i
            tell current document
                activate
                set filePath to POSIX path of (file path as alias)
                --再サンプルのチェックを外した状態で解像度を350に変更（350は一般的な印刷時の解像度）
                resize image resolution 350 resample method none
                --画像が100x148より大きいか判別
                if (width > 100 and height > 148) then
                    my addTagOnFile(filePath)
                else if (width > 148 and height > 100) then
                    my addTagOnFile(filePath)
                end if
                --保存しないで閉じる
                close saving no
            end tell
            --ルーラーの設定を元に戻す
            set ruler units of settings to oldUnits
        end tell
    end repeat
end open

to addTagOnFile(filePath)
    --タグをShell Scriptでつける
    do shell script "xattr -w com.apple.metadata:_kMDItemUserTags '(\"レッド\\n6\")' " & filePath
end addTagOnFile

ポストカードに興味がある方は

【お知らせ】東京板橋区の保護猫カフェCAT'S INN TOKYO @CATS_INN_TOKYO さんにてみるくトートバッグとポストカードセットの委託販売がスタートしました！委託販売収益はすべて保護猫活動へのチャリティーにあてさせていただきます(ΦωΦ)#qnote_cat pic.twitter.com/h8rDZLKHGy

— 株式会社 qnote (@qnote_inc) 2017年7月24日

ポストカードはもちろん、みるく部長のトートバッグもとってもかわいいので、ぜひ！

まとめ

• AppleScript はドラッグ＆ドロップで実行する形式がとても使いやすくて良い
• 猫写真の整理は幸せな気持ちになれるのでおすすめ