Google Workspace(GWS)導入の最初の一歩 第2部「DNS設定」です。
DNSは、GWSに限らずインターネットを使ったサービスを利用する上でなくてはならない
ものとなります。
前回の記事でも少し触れさせていただきましたが、DNSはインターネット上の住所を表す
ドメインを管理する仕組みです。
GWS導入においては、以下の用途でDNSは使用されます。
・契約した自社GWS環境の場所情報(ドメイン)の管理
→(社員など)自社ユーザが様々な場所から自社のGWS環境へアクセス可能となります。
・自社GWS環境が正当なものであることの証明
→様々なシステムに貴社GWS環境が信用され、スムーズなデータ通信が可能となります。
では、実際にDNS設定をしていきましょう。
導入手順(前回からの続き)
※本記事では、DNSとしてお名前.comを利用しています。
DNS設定
DNS設定では、以下の作業を行います。
・ドメイン取得
・ネームサーバの設定
・利用するGWSサービスに必要なDNS設定
・メールセキュリティ対策
※現時点では具体的なイメージが難しいと思います。後ほどお話いたしますのでご安心を。
ドメイン取得
GWSで使用したいドメインの取得は、ドメインレジストラというところで可能です。
※本記事のドメインレジストラは、お名前.comです。
以下、詳細手順です。
・お名前.comのサイトにアクセスします
https://www.onamae.com/?btn_id=onamae_header_logo
をご使用のブラウザで開き、「ドメイン申し込み」を押下します。
・取得したいドメインを検索します
取得したいドメインを検索し、[検索]を押下します。
その後、「次へ」を押下し、[すでにサーバーをお持ちの方はこちら]を選択します。
※(すでに使用されている等で)ご希望のドメインが取得できない場合
近似なドメインの候補が提案されますので、その候補より選択するか、改めて他の
ドメインを検索ください。
・お名前.comへのユーザ登録
現在持っているご自身のメールアドレス(携帯電話ののメールなど)とパスワードを
ご自身で決めて入力します。その後、「次へ」を押下します。
※メールアドレスは、前回の準備段階でご用意いただいたもの
※「決めていない」を押下し、ポップアップが出たら 「閉じる」を押下し、以下の
画面で、「初めてご利用の方」を選択し、ご自身のメールアドレスと適当なパスワード
を入力し、「次へ」を押下します。
※メールアドレスは、前回の準備段階でご用意いただいたもの
・メールの有効性確認
前項で登録したメールアドレスに、パスワード(数字)が届きますので、
それを入力します。
・クレジットカード情報の登録
クレジットカード情報登録後、「申し込み」を押下して、申し込み完了となります。
※ドメイン管理料について、初年度は無料となりますが翌年以降約2,000円程度の
費用が発生します。決済にはクレジットカード登録が必要となります。
※クレジットカードは、前回の準備段階でご用意いただいたもの
ネームサーバの設定
使用するドメインを管理する場所を宣言します。
※本記事では、お名前.comとなります。
画面【左ペイン】にあるTOP > ネームサーバー/DNS の順に押下します。
画面【中央ペイン】の1.ドメインの選択で、設定したいドメインに ☑を入れます。
2.ネームサーバの選択 において、『お名前.comのネームサーバーを使う』 を選択し、
確認 を押下します。
【ご確認】画面で、[OK]をクリック。 その後 完了しました となれば成功です。
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ここまでで、DNSの準備は完了です。いかがだったでしょうか?
DNS設定の「利用するGWSサービスに必要なDNS設定」と「メールセキュリティ対策」は
GWSと非常に関係性が強いので、まだ未実施ですが今後の手順の中でお伝えしていきます。
ご不明な点等ございましたら、下記問い合わせ先までお気軽にお問い合わせください。
これからは、GWS設定手順となります。お楽しみに。
次回:Google Workspace(GWS)導入の最初の一歩 #3 「Google workspace設定」
URL:https://qiita.com/BizDX/items/786e718e555ee9befbd7
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