はじめに
Ubuntu 14.04や16.04などの古い環境にLaTeXをインストールする情報が多かったので、18.04にインストールしたときの情報を記述しておきます。
環境
- Ubuntu Budgie 18.04.1 LTS 64bit
- Windows 7 上の VMWare Workstaion 15 Player
(追記)
Windows Subsystem for Linux (WSL) で動く Ubuntu 18.04 LTS においても、同様の方法でインストールできます。
インストール
aptの準備
まずは、リポジトリのアップデートとソフトウェアのアップデートを行います。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
LaTeXのインストール
次に、LaTeXとその関連パッケージのインストールを行います。
$ sudo apt install \
evince texlive-fonts-extra \
texlive-fonts-recommended texlive-lang-cjk xdvik-ja
使い方
編集したtexファイルをhoge.texとした場合、以下のようにしてpdfに変換することができます。
$ platex hoge.tex
$ dvipdfmx hoge.dvi
コンパイルされたpdfファイルを閲覧するには、evinceを使用します。evinceを使うことで、pdfファイルを開いたまま再コンパイルすることができます。
$ evince hoge.pdf &
以上の手順でUbuntu 18.04上にLaTeXのコンパイル環境を整えることができます。