1記事目は「初心忘るべからず」を目的とした内容にしたいと思う。
記事執筆時点、自分は理系の院2年。
「飛行機の世界に理系側から関わりたい」と考えた故に大学に進学し、結果的に院進もした。
しかし、自分自身が大学入学までに得意としてきた学問(教科)はほぼ文系科目であった。
得意科目は日本史、現代文、生物。日本史ではトップを譲ったことがない。
苦手科目は数学と物理。両方とも赤点の常連。
誰がどう見ても生粋のド文系。
その自分が何故ここまで何とか留年や退学と無縁でいられたのか。
運に恵まれた、と言われれば間違いではない。
ただ、最もそれらしい要因は「進路を自分で決めた」ことだと思っている。
先述した通り、自分は自他共に認めるド文系。
「理系に進みたい」と伝えて賛成してくれた大人は当時一切なかった。
それでも自分は院生として今を生きているし、なんなら今までの人生の中で1番生活を謳歌している。「非合理の極み」「コスパ最悪」ともいえる進路選択をしたのにも関わらず。
「自分で決めた」という心持が、辛いときや苦しいときに精神を支えてきてくれたし、何より知識を習得した時・業界人のウラ話を聞いている時の充実感をもたらしてくれたのだと実感している。
もし文系を選択していれば、苦労は少なかったかもしれないが後悔していたと思っているし、後悔していなかったとしても、「買ってでも苦労はしろ」ということを経験できなかっただろう。
所謂「やらない後悔より…」というやつかもしれない。
何事もコスパ重視と揶揄されるZ世代に分類される自分ではあるが、人生の選択においてコスパを最優先にすることは少し危険なのかもしれない。
学生生活も残すところあと3か月。
「後悔」のないよう過ごしたい。